庭に節分草が咲きました

節分のころに咲くことから節分草という名がつきましたが、
実際は節分より遅れて咲きます。
節分草をはじめて見たのは、１５年ほど前の栃木に単身赴任
していたときでした。
ちょうど今ごろ家内の希望で栃木市郊外の星野という節分草の
群生地に行きました。
当時私は植物に興味がなかったので、節分草を見て可憐という
よりずいぶん地味な花という印象でした。

ところが野草好きの家内は節分草をほしがって、地元の園芸店で
探しまわり、ビニールの鉢に入った２株の節分草を買って横浜に
大切そうに持ち帰りました。
それから家内が丹精込めて育てた甲斐があって、年々種がこぼれて
増えていまでは３０株以上になっています。

南隣にあった常緑のツゲが枯れたので、真夏の日差しの影響が
心配でしたが、例年のように開花してほっとしました。
せっかく咲いたのに今日は雪の中で花を閉じており残念です。

オオイヌノフグリが咲いていました

市民の森に隣接する畑地帯の土手に早春の野草・オオイヌノフグリが
咲いていました。
その日は日差しが弱ったですが、瑠璃色の小さな花は真っ先に
春を告げていました。

植物の名前には変わったものがいくつかありますが、
オオイヌノフグリもその一つで、可哀そう名前を付けられたと
野草ファンに同情されています。
この植物の実が犬のフグリ（陰嚢）に似ているからこの名があります。

自然観察の女性の友人から、自然観察会で以前オオイヌノフグリと
呼んだらたしなめられ、”星の瞳”を呼んでくださいといわれました。
そういえば、あからさまに”これ、オオイヌノフグリね”という女性は
少ないです。
星の瞳とは上品な名前ですが、あまり使われていないようです。

オオイヌノフグリのそばにホトケノザが咲いていましたが、
あまりにも群生していて、どれを撮るか絞りきれませんでした。
何年たってもホトケノザの接写は難しく、また挑戦することにしました。

目の前にいた野鳥たち（ヤマガラ、シジュウカラ）

昨日はパソコンボランティアが終わって帰宅したのは
３時過ぎでしたが、それから散歩に出ました。
２週間前から、いままでの散歩コースに野鳥が少ないので、
コースを思い切って変えました。
途中竹林のそばに咲いた梅の中にメジロとツグミがいて、
ツグミはクエックエッと飛び立っていきました。

川に出たらコサギが３羽ほどいて、その１羽に寄り添うように
黒いカワウが川の中にもぐったり、出たりを繰り返していました。
白いコサギと黒いカワウの組み合わせは面白いと思いましたが、
敏感なコサギにストレスを与えてはとカメラを向けないでその場を
通り過ぎました。

いつも公園のグランドの芝生にいるカワラヒワは、最近見当た
りませんでしたが、河原のやぶの中から飛びだったので、
カワラヒワの名前の由来がわかりました。
カワラヒワに目がいったので目の前のカワセミに気づくのが
遅れて残念でした。



アップした写真はヤマガラとシジュウカラです。
先日座間の谷戸山公園で目の前にいるところを撮りました。

庭に福寿草が咲きました

福寿草の魅力は寒い冬の中、地面を押し上げるように茎が
力強く出て、黄色い花を咲かせることでしょう。
日光に敏感なのも福寿草の特徴です。
元日草という別名がありますが、旧暦の正月のころに
花が開くからです。

緑の葉が出揃った福寿草の写真をネット上でよく見かけますが、
個人的には咲きはじめの福寿草が好きです。
今年は異常気候のせいか、福寿草の開花が遅れ一気に開花が
訪れませんでした。まだ茎が地下に残っているようです。
福寿草を見て、本来の力強さを日に日に感じられないのが残念です。

早春の花・福寿草の俳句を探しました。
子規は福寿草をたくさん詠んでいますが、俳句に素人の私に
これはという句は見当たりませんでした。
与謝蕪村の句を紹介します。
朝日さす　老師の家や福寿草

庭にクリスマスローズが咲きました

庭のクリスマスローズが咲きはじめました。
先日まで八つ手の葉のような大きな葉で覆われていましたが、
その葉を取り除いたら、中に白い花が１個上向きに咲いていました。
いままでクリスマスローズの咲きはじめは下向きに咲いたので、
上向きに咲いた花を見て拍子抜けしました。

高さ１０センチほどの下向きに咲いた花にカメラを向けることは決して
容易ではありませんが、少し待てば次々と茎が出て茎が伸びて花が
咲くのでカメラを向けやすくなります。
それでもクリスローズを撮るときは、一番最初に下向きに咲いた花に
乙女のような恥じらいと魅力を感じています。

６，７年前までは園芸店で買ったクリスマローズは地植えにすると
ダメになって泣かされていました。
いまでは実生のクリスマスローズも加わり３種６株が元気に開花を
待っています。