風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「まるでサクラ=名古屋・山崎川に咲く豊後梅(ぶんごうめ)」

2019-03-02 08:29:33 | 日記・エッセイ・コラム

 

  

「早くもサクラ?!」

最初に見た時の正直な印象だった名古屋市瑞穂区の地下鉄新瑞橋(あらたまばし)駅から徒歩1分にある、山崎川堤防の豊後梅(ぶんごうめ)が花数を増やしています。

山崎川堤防には約700本のソメイヨシノ並木があり、名古屋では有数の花見どころ。その1カ所に4本の豊後梅が並んでいても初見の勘違いは無理からぬところでしょう。堤防を管理する瑞穂土木事務所も「豊後梅」と書いた看板を掲示しています。

その看板にも書かれていますが、豊後梅は奈良時代に中国から渡来。全国で梅干しや梅酒などに利用されてきましたが、名古屋市内で現存する豊後梅としては最大級のようです。

掲載した写真は1日午後の様子。6分咲きほどであと数日すれば全体が淡いピンクに染まるでしょう。

ところで気になるサクラの開花は――。
現在の日本気象協会の発表によると、名古屋の開花予想日は3月21日だそうです。