風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋の久屋大通庭園フラリエで名古屋らんフェアー2019」

2019-03-30 07:03:44 | 日記・エッセイ・コラム

 

黒いらんも展示されています

名古屋の久屋大通庭園フラリエで開催中の名古屋らんフェアー2019を見てきました。愛好家たちが交配を重ねて編み出した色・形さまざまな品種を展示。多くの即売品も並んでいます。4月1日(月)まで。入場無料。

特別展示として並んでいたのは、蔓の先に小さな虫を誘い込む壺形の袋を持った食虫植物ネペンティス(ウツボカズラ)。
植物園などで何度か見ていますが、袋の直径が7㌢前後、長さは20㌢ほどもある品種を目にしたのは初めて。らん展の鑑賞にはそぐわないかもしれませんが、匂いに誘われ、壺に足を踏み入れた虫になって観察してみました。

引き返そうにも内壁は滑りやすく、そり返しになっています。落ちればそこは池。それは蜜でも水でもなく、虫を溶かす消化液・・・。
子どものころ、村の鎮守の縁の下で蟻地獄を観察したのを思い出しました。

 もう一つの特別展示として、モンキーオーキッドという猿の顔に似た花を咲かせる品種が展示されています。しかし、鑑賞に出掛けた時は「なるほど似てる」と納得できる花は見当たらなかったので、ここにはチラシにあったモンキーオーキッドの写真を掲載しました。

サルの顔にそっくりのモンキーオーキッド