風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋市民ギャラリー矢田で、第18回福知山市佐藤太清公募美術展の名古屋巡回展」

2019-03-08 07:42:37 | アート・文化

《日本画の部》   寺野 葉  「我伝図(ガーデンズ)」

《絵画の部》   田中 佑  「ひからびた言葉」

《絵画の部》   向井唯夏  「glow.]

《絵画の部》   金子圭太  「虚(から)っぽの街」

京都府の福知山市が、文化勲章を受けた同市出身の日本画家・佐藤太清(さとう・たいせい)の功績を称えるとともに、後進育成のために設けている「第18回佐藤太清賞公募展」の名古屋巡回展を、名古屋市民ギャラリー矢田で見てきました。プロ画家を目指す若い世代の意欲的な作品が並び、楽しみにしている巡回展です。名古屋展は10日(日)まで。

佐藤太清(1913―2004)は、31年に福知山町実践商業学校を出て上京、43年に新文展に入選。花鳥画と風景画を融合させたような作品で日展入選を重ね、67年には日本芸術院賞を受賞、92年に文化勲章を受けました。

今回の公募展には、全国の高校・大学生らを中心に日本画の部63点、絵画の部68点が応募。佐藤太清賞はここに写真を掲載した日本画1点と洋画3点が選ばれています。