リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

年貢を納めて奥歯を抜いて来た

2019年02月28日 | 日々の風の吹くまま
2月27日(水曜日)。曇り。また雪の予報が出ているけど、いいのかな。2月も明日で終わりで、メトロバンクーバーでは観測史上最も寒かった2月の新記録を樹立しそうだという話。平均気温は0.3度、雪の日が10日で、降雪量は30センチ。待ちかねる価値がある春が来るんだそうだけど、それが「いつ」なのかをみんな知りたいのよねえ。長期予報を見るとまだ10日くらいは先みたいだけど・・・。

今日はワタシの歯医者の予約があるので、早めに坂道ウォーク。ちょっと目先を変えて、坂のないクィーンズパーク地区を公園まで歩いて回れ右して来たけど、やっぱりどの家も庭や歩道の芝生にはまだ雪がいっぱい。両腕に郵便物を抱えた若い郵便配達さんは何と短パン姿で、すれ違いざまにっこりして「おはよう」。気温は2度か3度というところだけど、寒くないのかなあ。こんな真冬の天気でも毛脛丸出しの短パンで歩いている若い男性をよく見かけるけど、ほとんどが白人で、ちっとも寒そうにしていない。身体の作りとか生理的な機能が違うってことなんだろうねえ。

スープ鍋にランチにするジャンバラヤスープを仕込んでおいて、いざ歯医者へ。下あご一番奥の金冠を被せた臼歯の歯根にひびが入っていて、根が割れてしまうと顎の骨が溶け出すからすぐに抜こうと言われたのが始まり。だいぶ昔に下あごの歯と歯の間に嚢胞ができて、放っておいたら顎骨を壊すと言われて手術したことがあったから、放置できないことはわかったけど、日本へ行く直前のことだったので、歯を抜いて痛む顎を抱えてのバケーションなんて嫌だぁ。硬いものを噛まないように気をつけるからと待ってもらって、あれから4ヵ月半でそろそろ年貢の納め時。歯を抜くなんていくつになっても嫌なもんだけど、最近は歯科技術も進歩したようだし、と同じ建物にある歯医者へ。

韓国系の若いジー先生が手際よく麻酔を注射して効いてくるのを待って、金冠ごと歯をゆっくり揺するようにして、5分くらいで「はい、きれいに抜けたわよ」。あ、そう?先生が根の1本に先端までひびが入っている歯を見せてくれて、へえ、大臼歯って長いのねえ。歯の上から根の先端まで2センチはありそう。記念にもらえるかしらと聞いたら、金冠を被せたままの歯をきれいに洗って消毒して、小さな箱に入れてくれた。麻酔が切れてもあまり痛くないし、出血も少なかったし、顔も腫れなかったので、良かったぁ。