リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

待ちかねていた日!

2019年02月14日 | 日々の風の吹くまま
   

2月13日(水曜日)。晴れ!気温もマイナス2度くらいで、明日は雨交じりの雪(もしくは雪交じりの雨)という予報。どっちにしても明日はまた道路事情がタイヘンそう。今日だけ晴れるらしいのは、崇拝するモリス・パニッチの作品『The Shoplifters』のオーニングを1年前の今シーズンラインアップの発表からずっと、ずっと待ちかねていたワタシの気持を汲んでくれた神さまがいるってことかな。自称「劇作家の(永遠の)卵」のワタシにとっては、カナダを代表する劇作家の1人モリス・パニッチは神さまみたいな存在。出版されている脚本を全部買って読んだけど、この『The Shoplifters』はぜったいに舞台で観たかったもので、上演が発表されたときは即座にスポンサーとして手を上げたくらい。そのオープニングナイトが今夜で、もしも自ら演出したパニッチ自身がレセプションに現れでもしたら、感激して卒倒しちゃうかも・・・。

何があっても絶対に、絶対に行かなければならないので、天候や道路事情を考えて劇場があるグランヴィルアイランドのホテルを取ろうかなあと思案していたら、カレシが「午後の早い時間に行って、あっちで飯を食えばいいじゃないか」と言ってくれて、劇場のすぐ傍にあるちょっといい海鮮料理レストランで晩ご飯をすることになった。こんな天気だから、観光客も少なくて駐車場はがら空きだろうし、レストランも混まないだろうな。

タイトルのshoplifterは万引き犯のことで、最近良く似たタイトルの日本の映画が注目を集めていたけど、この作品は万引き現場を押さえられたおばあちゃんとスーパーの警備員との丁々発止の駆け引きに、おばあちゃんの神経質な相棒と新任警備員として訓練中の杓子定規を絵に描いたような青年を絡めた人間ドラマ。ひねりの効いたエンディングが何とじぃ~んと来る。

ああ、お天気にしてくれた神さまに感謝、感謝。ランチを食べたら、早く出かけようよったらぁ・・・。