リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

お金の夫婦げんかはしたことがないね

2019年02月10日 | 日々の風の吹くまま
2月9日(土曜日)。晴れ。雪は降らなかったけど、ものすごい風。メトロバンクーバーでは合わせて3万戸以上が停電しているそうで、この厳寒の中で暖房が使えなくなったらきっついよなあ。窓の下の幅木に付けるヒーターは電気だから即アウトだし、暖房炉で天然ガスを焚いて温めた空気をファンで家中に送るセントラルヒーティングも停電したらアウト。日本で普及しているような石油ストーブは売ってはいるけどほとんど普及していないから、どうするんだろう。我が家だったらどうするかな。マリルーかジムの家に(もし停電していなければ)避難して、復旧するまで身を寄せるしかないな。こういうときに家族の仲がいいのは幸せ・・・。

2人揃って担当の掃除をしてから日課の坂道ウォーク。でも、風が強くて、カレシが川から吹き上げる寒風はしんどいと言うので、ルートは坂のないクィーンズパーク。気温はマイナス1度。少しは寒気が緩んだ気もするけど、晴れている分、今夜の予想最低気温はマイナス9度。寒っ!帰る頃には冷え切ってしまったので、作り置きのアイリッシュシチューを解凍して、じゃがいもを足して、熱々になったのをふうふう吹きながらランチ・・・。

ジムから電話。どうやらママの遺産は半端な額を銀行に残して分配してしまおうと言うことで相談がまとまったらしい。半端と言っても所得税を払って諸経費を精算してもまだあり余る金額だし、全額銀行に寝かせておいても銀行が得するだけだから、さっさと分配して各自で好きなようにした方がいいということで、相続人3人で等分すると33333333円ずつで1円の余り。「税金につけてやるか」とカレシ。想定外の大金を目の前にして、兄弟が一切もめることなく話し合いながら相続手続きを進められたのは、3人揃ってママのお金の観念を受け継いでいたからじゃないかと思うな。それはワタシが両親から受け継いだ観念と大いに共通していて、おかげで私たちは長い結婚生活の中で一度もお金に関してけんかしたことがなかったな。夫婦関係が離婚寸前の危機までこじれたときでさえ、互いのお金の使い方や価値観をなじり合うような場面はなかったのは奇跡的・・・かな?

お金とテレビのリモコンとサーモスタットの温度設定が夫婦げんかの3大原因と言われるけど、ふむ、我が家ではそのどれでもけんかしたことがないのはどうして?いや、夫婦げんかそのものがあまりないようだけど・・・。