リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

スモールトークはアジアにはない文化?

2019年02月20日 | 日々の風の吹くまま
2月19日(火曜日)。雨のちべちゃ雪。坂道ウォークに出かけた頃はまだ雨がちだったけど、午後になると大きなぼた雪が文字通りぼたぼた。天気予報に関する限り我が家は「高台」に該当するらしくて、下の道路はちっとも白くなっていないのにルーフデッキはあっという間に白一色。べちゃっとした雪だから輝く銀世界にはならないのが難だけど。

ま、ぼた雪を眺めてぼやいていてもしょうがないから、今日は何にもしなくていい「雪ごもり」。のんびりと小町横丁のトピックのリストを眺めていたら、横の方に「くらげっとのつぶやき」とかいうコラムみたいのがあって、「レジでお店の人と雑談する?」と言うタイトル。興味がわいて来てクリックしてみたら、小町横丁に投稿されたトピックをテーマにツイッターでアンケートをしたら、87%が「しない」と答えたそうな。店員は(たぶんマニュアルに従って)客に「こんにちは」とか「ありがとうございます」と言うだろうし、客だって挨拶を返すくらいはするだろうと思うけど、ここでの焦点は店員相手の「雑談」。日本人の70%が(人との)コミュニケーションが苦手という調査結果があるそうだけど、なるほど。

雑談というのは要するにスモールトークのことで、北米にはこの「スモールトーク文化」のようなものがあって、たまたま居合わせた他人と他愛のない話を始めるなんてのは日常茶飯事。ワタシもスーパーでいつもレジを打っている間ぺちゃくちゃやっているけど、そういえばアジア人のレジ係はむすっとしている感じの人が多くて雑談が始まることはないな。マンションでも、移民一世とわかるアジア人はエレベーターで一緒になっても「話しかけんな」オーラ全開だったりして取り付く島がないことが多い。これはもうコミュニケーション文化の違いとしか言いようがないのかも。

ワタシはどうもおしゃべりの才を持って生まれて来たらしくて、日本ではよく顰蹙を買ったもんだけど、カナダでは水を得た魚よろしく雑談文化にどっぷり浸って気軽に誰とでもおしゃべり。物怖じしないたちなのも役立っていると思うけど、この年になっても未だに「イマジナリーフレンド(空想の友達)」がいて、声には出さないけどいつも頭の中でおしゃべりしているのとも関係があるかもしれない。ちなみに名前のないこのイマジナリーフレンドとのおしゃべりは意識せずに日本語だったり英語だったりだけど、けんかしたことはない。