

【窓の向こうには 「緑のカーテン(ゴーヤ)」】

ナンシーは中に入ると、 帽子を脱ぎ捨て、箒をつかんだ。 まず第一に台所を隅々まで掃き出した。 それから火を燃やし、水を一杯入れたやかんを かけて置いて、皿に取りかかった。 (中略) 皿を洗い終えたので、清潔ではあるが長い事 使われなかったらしい黄色くなった テーブル掛け を食器棚から探し出し、 食卓の用意と、ピーターのお茶の支度に かかった。お茶を沸かし・・・ 最後の仕上げとして、手入れのしてない 古い庭を荒らし回り、大きな鉢に 紅薔薇 を活けて食卓の中央に置いた。 【「アンの友達」 12.】 |


暑い1日を迎えました。
今日は関東甲信越、ほとんどの
地域で梅雨明けしたようですね。
そんな中、庭の片隅に見つけた
小さな青い花の癒やし。
それは露草。
優しい気持ちになれる瞬間です。
ふと見上げた空は、
梅雨が明けたばかりの眩しい夏空。
ぽっかり浮かぶ白い雲。
私の事ですから、それはいつの
間にか青い海へとつながります。
海でも見に行きたい気分。
白い波と砂と貝殻・・。
となれば海辺のカフェ。
上記のナンシーよろしく
テーブル周りの模様替えを急がなくちゃ。
私も帽子を脱ぎ捨て箒をつかみ、カフェの準備を。~なんて。

今日は海辺のカフェ気分。
お茶も海の色。久し振りにマロウ茶です。(こちらは 【以前】 )
カップも目で味わえるよう硝子物がいいですね。
今日のカップは、 【吉谷硝子】 の手作り品 「氷紋」。
名前も涼しそうでいいですね。

浅野内匠頭も愛したという
赤穂の上品なお菓子 「しほみ饅頭」。
「その姿は清楚、雅で、瀬戸の
潮に映える円らかな銀月さながら」
~栞より だそうです。
本当にそうですね。
大好きなお菓子です。