




片隅にどんなに機嫌を取っても1度も花の 咲かない薔薇の繁みがあり、セーラはそれを 「気難し屋の薔薇」 と呼んでいたのが、見よ! この夏には何年もの間秘められていた美しさが あまたの 白い花 となり、そこはかとなく 芳しい香りをたたえた浅い象牙の杯を思わせた。 【「アンの友達」 6.】 |


【純白の薔薇】

“今日も暑さと格闘だわ・・”
~なんて殊勝な気持ちでいましたら・・。
そのうち真珠色の空となり・・
午後には何と雨も。
そうなりますと、やはりあの暑さからは
解放されます。尤も、ほんの少しですが。
そう言えば、昨夜のニュースで
そんな事を言っていましたね。
そしてもう一つ暑さを
忘れさせてくれたもの。
それは、まるで天使が
舞い降りたかのような白い薔薇です。
そう、リラ版 「白い貴婦人」。
(今回はバニラ色と
純白のもの、2種類が咲きました)
思えばこの薔薇、5月の盛りの時、
虫も付いていないのに、花びらにシミが出て往生したものです。
それなのに、こんなに暑いのに、美しく咲いてくれて感謝。
そう言えば、薔薇は暑さに強いのでしたね。去年、実証済みでしたっけ。
こちらの薔薇も上記の引用文の如く、「気難し屋の薔薇」 そのものでしたのに、
昨年の暑さをきっかけに? こうして咲くようになったのですものね。
午後になって真珠色の空からポツポツ雨粒が・・。
濡れないように早速、開花したばかりの薔薇を切り取りました。
勿論、薔薇には声掛けを忘れません。“いい香り~!” 至福のひと時です。