【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇の蕾の物語

2011-07-13 17:21:51 | 趣味の器(壺)~その他





【開花した薔薇】


アンは・・・・・
特別美しいガウンをまとっていたのである。
元を言えばそれは薄紗うすしゃ上衣うわぎの付いた
クリーム色の簡素な絹地に過ぎないのだが、
フィルが・・・・・それに一面小さな 薔薇の蕾
刺繍すると入って聞かなかったのである。
フィルの器用な指先のお陰で、
それはレドモンド中の少女の
羨望の的となるほどの衣装となった。
パリから服を取り寄せるアリー・ブーンでさえ、
アンがレドモンドの大階段を裾を引きながら
上って行く時、その 薔薇の蕾 模様の作品を
憧れの眼差しでいつも眺めるのであった。
                 【「アンの愛情」 第26章】
 



【「香蘭社製」 のカップ(2客) & ケーキ皿(5枚)】


   カ~ッと起床時から太陽の割には
  涼しい朝を迎えました。

   そう言えば、昨夜はいつもよりは
  涼しかった気がします。

   とは言ってもその涼しさは、
  せいぜい午前中まで。

   時間の経過と共に気温は鰻登りです。
  それでも今日は風があるのが
  一つの救いでしょうか・・。

   家の中に吊り下げた風鈴が時折、
  「チリ~~ン」 と鳴る音に、
  いささかの “涼” を感じてもいます。

   ~なんて記していて、まだ7月も
  半ばになっていない事に気付きました。
  どうやら今年の夏も長くなりそうです。

   そんな中、まだ目覚めたばかりの
  ような薔薇の蕾を見つけました。

   花開いた薔薇もいいけれど、
  蕾も素敵ですね。可憐です。

     言うまでもなく 『アンの世界』 には
    薔薇の蕾がよく登場します。
    上記の引用文しかり又、お皿の模様などにも。

   そんな事もあって、薔薇の蕾模様には目のない私。
  以前にも紹介しましたが、写真は(上から4、5枚目)私のお気に入りの品です。
  「香蘭社製」 ですが、箱も素敵ですものね。

   そうそう、こちらにも何度も登場している、
  ワンピースの裾を利用した、「薔薇の蕾のカフェカーテン」。(今日も登場です)
  
   フィルは既製品に薔薇の蕾を刺繍したのですね。
  こんな風に、ちょっと手を加え、自分だけのオリジナルな物を創造する・・。
  何だか私にも似た所がある気がして、嬉しくなってしまいます。



   こちらは昨日の黄昏の空。
  ふと見上げた空に虹のアーチ・・。慌てて2階に駆け上がりました。
  何とかカメラに治まりホッ。刹那の時間の1枚です。