「何て素晴らしい日でしょうね」 と アン は深々と息を吸い込んだ。 「こんな日に生きているというだけで 幸せじゃないこと? それを逃すんですもの、 まだ生まれてない人が可哀想になっちゃうわ。 無論、その人たちにだって、 素敵な日は巡って来るでしょうけれど、 でも今日は2度と来ないんですもの」 【「赤毛のアン」 第15章】 |
「ホ~ッ、ホケキョツ!」
朝から鶯(うぐいす)が啼き、
爽やかな1日となりました。
昨日が何となくハッキリ
しないお天気だっただけに、
一層嬉しくて。
そう、今日の アン の如く。
しかしながら薄暮の空に浮かぶ
お月様は、それはそれで趣きが
ありましたけれど。
そう言えば、今日が満月なのですね。
そして今宵は部分月食も。(写真は昨夕の月)
さて、こんな日は外でお茶・・と行きたいものですね。
実は、野暮用で連日外出していて、つい先程、帰宅したばかり。
今日は、どういう訳か1杯のお茶を “和空間” で頂きたくなりました。
それに茶道具を外に運ぶのも、何だか億劫ですし。
それにしても肉眼では、いっぱしの “和” のつもりでいましたのに、
こうして写真で見ますと、どこか “エスニック” にも。
1つには、エスニックのランプにあるかも知れませんね。(写真左)
(一応、テーブルの上の灯油のランプは、「九谷焼」 です)
おまけに京都で求めた、渋い錆(さび)色の団扇(うちわ)も
変にオレンジっぽくて。(実際は飴色に近い錆色)
そう思えば、ざっくりした土物でありながら、湯呑もあちら風です。
それでもランプは、上に掛けていたベージュのレースを焦げ茶色に変え、
落ち着きが加わったと気に入っていたのですが・・。
写真では、ほとんど一緒でガックリです。
本当に今になって、アララ・・です。
そうそう、先日も登場の藍の舟形の布。
お皿代わりにも茶托としても利用出来ます。
こんな遊び心って、楽しいですね。