【向こうに 「緑のカーテン」 を望んで】
・・・ 『遥か彼方』 という言葉は今なお ナンにとって魔法の言葉であった・・・・・ 風吹く丘を越えてかすかに聞こえて来る 音楽のように。 【「炉辺荘のアン」 第37章】 |
起床時は曇り空。
その後、雨こそ降らないものの、今日のお天気は目まぐるしく変わっています。
カ~ッと太陽が顔を出したかと思うと引っ込み、
今にも雨が降るのでは・・と思わせたり。又、明るくなり・・。
今、黄昏時は快晴です。
今日も風がそよぎ、相変わらず過ごし易い気温です。
昨日も今日も少しずつですが、ドクダミを採っていますので、
雨が降らない事に感謝。風が吹いてくれる事は大層、有り難いのです。
そう言えば、今日も風は南風。
南風は、エミリー によれば 「小さな灰色の妖精」 でしたね。
さて再び ナン の
魔法の言葉から。
今私は、“かそけき”
という言葉にハマっています。
“かそけき” とは、
僅かとか、かすかに
という意味。
漢字で書けば “幽けき”。
幽霊の “幽” ですね。
幽霊のように分からない程、少し・・という意味なのでしょう。
とは言っても幽霊とは何となく穏やかではありませんが、
夏に幽霊は付き物という事で納得すると致しましょう。
そんなこんなで、“かそけき香り” には持って来いの
ハーブのアロマテラピーという訳です。
夏の部屋・・特に梅雨の季節の部屋には、
爽やかな香りが似つかわしいですものね。
そして薔薇のポプリと。ちょっとした薔薇尽くし。
それにしても薔薇って色々楽しめて、何と有り難い花なのでしょう。
そうそう、夏らしく金魚鉢? には金魚(蝋燭)を泳がせて。
水とゆらゆら揺れる焔。涼と癒やしを感じます。