
【ピンクの少公女】


アンもポールも、 「想像の窓 が開いて見せる王国の いかに美しいものか」 を知っていたし、 2人ともその幸福な国へ行く道も知っていた。 そこでは歓喜の薔薇が谷間や渓流に永遠に 咲き誇り、陽の輝く空を遮る雲はなく、 澄み渡る鐘の音は決して 調子外れの騒がしい響きを立てず、 気持ちの溶け合う 同類 の人たちが 沢山いるのだった。 【「アンの青春」 第15章】 |

こちらは今日も爽やかな朝を迎えました。
昨日ほどの快晴ではありませんが、引き続き
そよそよと風が吹き、過ごし易い1日となっています。
さて今日の写真。
私が 「ピンクの少公女」 と名付けている、小さなピンクの薔薇です。
今紅い薔薇は、ちょっと一休み。
でも今又、盛んに第2弾の蕾を付けていますので、
もう暫(しばら)くすると開花するでしょう。
そんな中、小さな体なのに次から次へと花芽を付けているのが、
前述の薔薇、そう、リラ版 「ピンクの少公女」。
いつも僅かばかり小首を傾(かし)げて、ちょっとあどけない表情。
今日は精一杯、お洒落(しゃれ)して、どちらかへお出掛けでしょうか・・。

水に挿して置いただけで、
新芽が出て来ました。
尤も、偶然の産物なのですが・・。
薔薇の生命力を思います。
今の季節は土に挿して置いても
容易に根付く薔薇。
つい鬱陶(うっとう)しくて・・
なんて思ってしまう梅雨の季節。
でも植物にとっては、
必要不可欠な季節なのでしょうね。
この季節を逃す手はありませんね。
せっせと挿し木をして、
薔薇で庭を一杯にしましょうか・・。