チックタック・・・・・チックタック・・・・・ チックタック・・・・・・お祖父さんのプライスが 亡くなってから炉辺荘に持って来た広間の 古い旧式分銅時計が時を刻んでいた・・・・・ 時というものが出来た時からあるような 悠々とした古い時計であった、 いつもはこの時計をジェムは好きだったが 今は憎らしかった。 ジェムを笑っているように見えた。 【「炉辺荘のアン」 第5章】 |
二日連続の曇り空、それも昨日より重いどんよりとした空。
おまけに南の海上には台風3号も発生。
いよいよ待望の雨・・? なんて思ったものです。
少なくとも朝の早い時間には。
ところが・・何と昨日以上の青空が戻って来ました。
明日は久し振りの傘マークも出ているのですが、
ちょっと信じられないような雲行きです。
今日は風もあって益々、庭は乾燥の度合いを増して来ています。
採り残したどくだみも、ちょっとだけ薄く化粧した半夏生も、
頼りなさそうな風情。あっちにゆらゆら、こっちにゆらゆら・・。
勿論、空気も乾燥していて、光と影もくっきり。
ちょっと晩夏・・初秋の頃? と錯覚してしまうような。
そう言えば、今日は 「時の記念日」。
こんな風に季節が曖昧になった昨今、
改めて時間を大切にしなければ・・と思いを新たにしています
そんな今日。
起床時から重い空でしたから、
訳もなく華やかなものが恋しくなって。
そんな時は、ピンクがお勧めですね。
そんなこんなで。“今日は、ピンクのティータイムにしましょう” と。
今更、変更するのもめんどうですものね。
元々、ピンクよりブルーが大好きな私。
しかしながら何事も食わず嫌いは駄目だと痛感している今日この頃です。
何よりピンクは、仄かな温かみと優しさがありますから。
およそ、10日振りですね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
今日もカフェテーブル代わりのミシンの補助台を利用して。
窓辺のこの場所は、既に定着していますから、
もう、すっかりお馴染みですけれど。
そうそう、窓辺にはピンクのゼラニウムも植えていますから
借景として利用すると同時に、これも仲間入りして頂きましょう。
珈琲カップは勿論、淡いピンクの薔薇のものを。(ノリタケ)
ピンクの薔薇の蝋燭立ても用意しました。蝋燭もピンク。
紅茶も甘いピーチの香り。
「薫り高いお茶が入りましたよ~♪」