



「あんたのスタイルには、 どこかとても素敵な所があるのよ、アン」 とダイアナは心を込めた感嘆を洩らした。 「頭の上げ方に威厳があるのね。 それで全体の格好がいいのね。 あたしはひどいおたふくよ・・・」 【「赤毛のアン」 第33章】 |

今日は朝からザーザー降りの天気になっています。
こんなお天気ですから当然、肌寒さも。
尤も、じっとしていれば・・ですけれど。
従って上着を何度も脱いだり着たり。落ち着きませんこと!

ゴーヤや胡瓜などと
一緒に植えたそれは、
見事に上へ上へと
伸びています。
蔓(つる)は上に伸びる
のは分かりますが、
お花はもう少し下に咲いて
くれても・・と思います。
このような蔓性の植物の総称を
「葛(かずら)」 と言いますが、
昔は特別な草だったようですね。
(「蔓」 も 「かずら」 と読みます)
“蔓を手繰(たぐ)り寄せる” と言いますが、
恋しい人の園や、逢瀬に当てはめて願いを込めた草であったと言います。
所謂(いわゆる)、朝顔などの蔓性植物は、
「夢見る植物」 という訳ですね。
そんな風に思いますと、無心に上へ上へと伸ばす蔓は、
憧れを込めて確かなものを探しているようにも見え・・。
ところで写真の朝顔は、昨日のものです。
ほっそりとして涼やかで華奢(きゃしゃ)な朝顔を見ているうちに、
なぜか アン を連想。
とは言え、アンと朝顔はピンと来ませんが、
(『アンの世界』 に朝顔は出て来ません)
その名も 「西洋朝顔(ヘブンリーブルー)」 ですもの、いいですね。