【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

白い秋の花空間

2015-09-05 18:06:28 | 香る庭の花綴り





【「アブチロン(別名:チロリアンランプ)」】












 9月 の日光は低い窓すれすれに生えた。
ゆさゆさ揺れる林檎の枝の間から
射し込んでいた。
光がレイチェルの百合のように青白く、
頬にだけ微かに紅味のある顔をよぎった。                     
                  【「アンをめぐる人々」 3.】








   昨日、今日と貴重な晴れ間が広がりました。
  日中こそ、30度越えで少々、暑いけれど、
  朝晩はめっきり涼しくなりました。

   光と影の移ろいを感じ、より盛んになった
  虫の美しい鳴き声を聞く時、“秋” が心に沁みます。

   ところで今日は、ミンミンゼミの声を聞きました。
  「ミン、ミン、ミン、ミン、ミ~~ン」
  この声を聞いたのは何十年振りでしょう。















   例年ならまだまだ
  残暑に辟易している
  9月初旬。

   今年は早い時期から
  秋を感じていますが、
  ここに来て代表的な
  夏の花、ハイビスカス
  や朝顔が最後の夏を
  謳歌するように
  咲き誇っています。

   一方、今年は咲く事
  さえ諦めていた、
  チロリアンランプが
  続々開花。 

   鮮やかな緑に、
  ランプ状の小さな赤い
  花が可愛いですね。

   花期が長いのも
  魅力です。

   クリスマスの頃まで
  しっかり咲いてくれますように。