



【セージと 「黒揚羽(クロアゲハ)」】

美しい夜だった。 満月は丁度、鬱蒼とした丘の森の上に昇り、 月光はポプラ越しに 私の前の庭に射していた。 西側の樹木のない片隅から、 夕映えが微かに残った銀青色の空が見えた。 この時の庭は実に美しかった。 薔薇の季節で、家の薔薇は 満開だったからである ―― 【「アンをめぐる人々」 7.】 |

爽やかな秋晴れが続きます。
昨日同様、今日も雲一つない空になりました。
昨夜の十六夜(いざよい)の月は、
大層、大きくて本当に綺麗でしたね。
今宵(こよい)十七夜は、「立待月(たちまちづき)」。
今日の快晴の空ですから、さぞかし美しいことでしょう。


今、我家の庭には蝶が、入れ替わり立ち替わりやって来ます。
今日の蝶は、「黒揚羽(クロアゲハ)」 でしょうか。
「黄揚羽(キアゲハ)」 は、頻繁にやって来ますが、
黒揚羽は本当に久し振り。
そうそう揚羽蝶と言えば、セージが大好き!
セージに止まる今日のような快晴の日を
これからはセージ日和と呼ぶ事にしましょうか・・。
ところで、立って待っているうちに出て来るから
「立待月」 という風流な名が付いたそうですね。
しかしながら、今現在、(19時10分)
我家の窓からはまだ見えません。
その瞬間には立ち会えませんが、楽しみです。