【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

緑の葉先に夢乗せて

2013-06-18 16:51:16 | 香る庭の花綴り





【今年の 「緑のカーテン」 ~ 胡瓜・ゴーヤ・朝顔】




午後中若木たちは内緒の事を
ささやき合っていた。
彼らは一緒に首を曲げて、
秘密を午後中ずっと囁き合っていた。
一緒に首を曲げて数分間熱心に話し、
それから揃って後ろへ退き、
互いに顔を見合わせ、
次には手をおかしな格好に伸ばして
驚いた様子をしていた。
<木の国> ではどんな新しい計画が
成されているのだろう?           
          【「エミリーの求めるもの」 第19章】



   今日の空は曇りと傘マークから一転、晴れと曇りマークに変わりました。
  昨日とほぼ同様の天気。朝からの蝶のお出ましも一緒です。

   今年、やけに多いもの。蝶もそうですが、小鳥も。
  鶯だって近くに住み着いているようですものね。

   これまで庭に降り立つ事などなかった
  小鳥たちですが、今年は頻繁(ひんぱん)に見掛けます。

   折しも今、山を削り、川幅を広げ、高速道路建設中。
  そんな事も影響あるのでしょう、きっと。


     さて、相も変わらず、
    『アンの世界』 は、
    描写が素敵です。

     木々や植物の、もう一方の
    斬新(ざんしん)な捉え方に、
    ハッとさせられる事もしばしば。

     そんな風に物事が捉えられれば、
     孤独とは無縁でしょうし、
     何より毎日が楽しめますね。

      そんなこんなで。
     若木を葉っぱに置き換えてみれば、
     折からの風に呼応して、サラサラ揺れる
     緑のカーテンの葉っぱたちも、
     内緒話をしているようです。

   そうそう、涼しげなスカイブルーの花、
  「ボッグセージ」 が咲き始めました。花言葉は、「永遠の友」。 

   それにしても、「涼しい風を運ぶ人」(スカエボラ)がいて、
  「永遠の友」(ボッグセージ) と 「白い追憶」(ドクダミ)。

   我家の庭も何とロマンティックなのでしょう。
  「想像の余地」 の賜物(たまもの)ですね。     

セージはお好き!?

2013-06-17 17:10:17 | 四季のスケッチ





【大好き!! セージの花】




・・・エリザベスおばさんが葱畑ねぎばたけ
草を抜けと言った。
(中略)
けれども有り難い事に人間は葱畑の
草を抜きながら色々様々な事を、
考える事が出来る。
神々を賛美せよ ――
私達は自分の手のしている事に
必ずしも 魂を入れなくてもいいのだ
もしそうでなかったら
魂なんか残らないだろう。
だから私は葱床の草を抜きながら
空想で天の川を散歩した。                  
          【「エミリーの求めるもの」 第12章】



   こちらは今日も晴れの
  天気になりました。

   気温はそれ程でも
  ありませんが、
  ムシムシしています。

   連日、小さな庭は蝶で
  賑わっていますが、
  仲間がもう一つ加わりました。

   それは、まだ全部では
  ありませんが、
  一部、葉っぱを白くした半夏生。

   まるで白い蝶が羽根を
  休めているように見えます。

   やはり、と言いますか・・。
  白い蝶は今日も止まって
  くれません。

   昨日写真を撮れたのが
  不思議なほど。

   それに比べれば、アゲハ蝶はすっかり慣れているようですが・・。
  待ちに待った大好きなセージが開花したのですものね、
  【これまで】 以上に嬉しそうです。

   ところで、葱畑の草ではありませんが、
  私もドクダミを抜きながら、ついつい様々な事を考えます。
  思わず同じだな・・と。

   単純作業だからでしょうね。
  それにしても 「魂を入れなくてもいいのだ」
  改めて凄い言葉だと思います。

雨上がりの余韻

2013-06-16 17:25:08 | 四季のスケッチ










「どこをさまよい歩いているのかい、
僕のアン?」 
(中略)
アン はベランダの段々に座り、
春の花咲く美しく初々しい景色を
ぼんやり眺めていた。
白い果樹園の向こうは黒ずんだ樅の若木と
乳白色の桜の林になっていた。
林では 駒鳥 が気が違ったかのように
さえずっていた。               
                 【「アンの娘リラ」 第20章】







【「世界が綺麗にお顔を洗った」 今朝】



   昨日の雨は本当に恵みの雨となりました。
  元々丈夫で、やがては採取される運命のどくだみはまだしも、
  半夏生などは白くなる前から下葉を黄色くし、
  今にも倒れんばかりの風情。

   今朝は生き返りました。
  スクッとした、本来の立ち姿を披露しています。
  それにしても現金なものですね。

   さて、そんな 「世界がお顔を綺麗に洗った」 状態の今日。
  『アンの世界』 の駒鳥ではありませんが、
  こちらは鶯が軽やかに啼けば、蝶が何頭も連れ立ってお出ましです。

   そうそう鶯と言えば、またもや真夜中の啼き声。
  先日と違って美しい声でしたが、真夜中・・
  丑三つ時の鶯は、やはり無気味です。

   ともあれ・・私自身、何をするでもなく、
  アン の如く? 蝶が舞う庭をぼんやり眺めていたものです。

   相変わらず紋白蝶は止まってくれませんが、
  アゲハ蝶は、これみよがしに? 止まっています。

   アゲハ蝶は、すっかり慣れてくれているのですが、
  じっとしていても始まりませんね。
  紋白蝶の写真撮りに挑戦してみようと庭に繰り出しました。

   追いかけっこをしながら、止まった瞬間を捉えて。
  アゲハ蝶のように長く羽根を休める事はありませんが、
  それでも何とか撮れてホッ。









   昨日は、お昼過ぎにザーザーと音を立てて
  降り出した雨に、久し振りにワクワクしたものです。

   この恵みの雨に、どれほど感謝した事でしょう。
  折しも今朝の新聞には 「梅雨に感謝する道徳心」 と題する記事が。

   「日本人がこの日本列島に於いて生きる時、
  四季を貫く心構えを教え、例えば自然への感謝、
  ひいては畏怖と敬意を身に付けさせる事が、
  教育のあるべき姿ではないか」
と。

   本当にそうですね。
  ついつい 「鬱陶しい」 だの 「じめじめ・・」 等など。

   目先の事しか考えず、言いたい放題。
  私自身、反省です。筆者は次のようにも言っています。 

   因みに。借りたものは返さなければいけません。
  しかしながら盗んだものさえ返さない、あの国。
  道徳心の欠片(かけら)もない恥ずかしい国なのですね。





奏でる和みの雨音

2013-06-15 16:47:16 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編



【日本の夏】




梅雨 (4月)の雨の笑い・・・・・
梅雨の雨の囁き・・・・・
ポタポタ、しゅうしゅう、ざあざあ、
叩きつけ、踊り、しぶきを上げる梅雨の雨。
「ああ、母さん、
世界がお顔を綺麗に洗ったわね?」                  
                【「炉辺荘のアン」 第14章】



   起床時こそ太陽は顔を出していましたが、その後、重い空に。
  ただ、雨は降りそうで降りません。それにしても・・。
  こんなにも雨を待ち望んだ事がかつてあったでしょうか。

   同様の天気だった先日が先日でしたから、
  あまり期待出来なかったのですが、今回は、
  天気予報が曇りと傘マークになっていましたものね。

   待望の雨が降り出したのはお昼過ぎ。
  それもかなり強い雨です。
  まるで今までの鬱憤? を振り払うかのような。

   「世界がお顔を綺麗に洗ったわね?」
  今日こそ、この言葉の意味を痛いほど感じた事はありません。









   さて、久し振りの雨は雨音の合唱。
  今日の 『アンの世界』 の描写は実は、4月。

   思いの外、雨が強かったものですから、
  今日の雨にピッタリ。早速、拝借したという訳です。

   こんな日は、これも久し振り “和” で寛ぐと致しましょう。
  今、気付いたのですが、和(なご)みって “和” なのですね。
  幸い? 雨が降り、薄暗い室内は、オレンジの光が似合います。

   それに少々、蒸し暑いとは言え、
  昨日までのあの暑さも影を潜めましたから。

   お茶は採りたてのどくだみ茶を。
  このお茶に関しては、フーフー言いながら頂く熱いのが好き。
  と言いますか・・一番美味しいと思っています。

   最後になりましたが、上から2枚目の写真。
  紛れもなく、蚊取り線香ですね。
  しかしながら自然素材、除虫菊のそれです。

   生協で求めたのですが、香りも自然。
  蚊取り線香って、いかにも 「日本の夏」 という感じですね。

勘違いの季節

2013-06-14 18:25:08 | 四季のスケッチ

【裏庭の「ゼラニウム」】


【毎日伸びる? 「藜(あかざ)」】


【続々咲く「セージ」】




炉辺荘の安楽椅子にあえぎながら身を沈めた
途方もなく肥った婦人は溜息をつき、
春もあたしの若い頃のように
素晴らしくないと悲しげに言った。
「ねえ、ミッチェルさん、
変わったのは春ではなく・・・・・
あたしたちだとお思いになりませんか?」
とアンは微笑した。
「そうかも知れませんね。
私が変わった事はようく承知してますよ。
今の私を見なすって、この私が以前には
この辺きっての綺麗な娘だったとは
思いなさらないでしょうね?」          
                 【「炉辺荘のアン」 第22章】



   今日も昨日とほぼ同様の空になりました。朝からカンカン照り。
  昨日の最高気温は36度を越えたそうですが、
  幸いにも湿度が低かったせいか、それ程でもありません。

   PC上の気温が37度(多少の誤差あり) と出ていましたが、
  “嘘でしょ!?” という感覚でしたから。

   尤もいつも並みの湿度になりますと、
  酷暑以外、何物でもありませんけれど。





【季節は・・?】


   それにしても・・。
  あまりにもの日照りと乾燥で、
  やっと白くなりかけた半夏生や
  採り残したドクダミは、
  今にも倒れそう。

   倒れないまでも、
  ひょろひょろした姿です。

   しかも今年の半夏生は、
  既に茶色になったものも。

   こんな庭の様相は、
  あたかも晩夏のよう。

   おまけにこの季節にない、
  湿度のなさも勘違いをして
  しまう原因なのでしょうね。

   尤も場所によっては、
  その様相を異にしています。

   たわわに咲いた東側(玄関)
  のゼラニウムは、花吹雪状態も
  裏庭は、まだまだ。

   半夏生も日陰の方は生き生きとしており、藜に至っては凄い成長。
  先日は膝上だったものが今ではお腹辺りまで来ています。
  藜の成長も楽しみです。

心の中にもこの一輪

2013-06-13 17:53:53 | 薔薇の追憶








「あたしお料理は出来ないけれど、
癇癪かんしゃくおさえる事は出来てよ。
それは大事なことよ。
それにあたしは一度も お天気 の事を
こぼした事がないの。
それは 更に大事な事だわ」                 
              【「アンの愛情」 第10章】



   朝からカンカン照りのその空は、
  まるで梅雨が明けたかのような青空。

   湿度はないのですが、気温が鰻登りに上がり・・。
  一瞬、今が7月のような錯覚を覚えたものですが、まだ6月。

   今からこの暑さと雨が降らないお天気では、
  先が思いやられます。雨乞いでも行ないたい心境です。

   そう言えば、「雨乞い小町」 と呼ばれている小野小町。
  こんな歌がありますね。

   「雨にます神も見まさば立騒ぎ天の戸川のひぐちあけ給へ」
  それにしても歌を詠んで雨乞いなんて、何と風流なのでしょう。

   我が国には美しい言葉や巧みな言葉には、
  言霊が宿っているという信仰があるからだそうですね。  

   ところで今日の例文。
  『アンの世界』 にも、こんな言われがあるのですね。
  暑いとか寒いとかこぼすものでないという事・・。

   つい時候の挨拶気分で口にしてしまいますが、
  共通点を見つけて何だか嬉しくなりました。




   今日も前置きが
  長くなりました。

   さて、リラ版
  「ピンクの小公女」。

   今、次から次へと
  花芽を付け、私の目を
  楽しませてくれています。
  それこそ、もう何年も。

   本当に華奢で小さな身体。
  どこにそんなパワーが
  秘められているのかと・・。

   この薔薇に接する度につい問いかけている私がいます。
  活けたり、ポプリにしたり大活躍の薔薇でもあります。

花より団子(実)!?

2013-06-12 16:58:36 | 四季のスケッチ

【ブラックベリー】


【胡瓜(きゅうり)】




春になり、美しい炉辺荘イングルサイドの芝生が
掘り起こされてじゃがいもが
植え付けられたのを見て、
スーザンは大層悲しんだ。
それにも関わらず、自分の手塩にかけた
牡丹の花壇が生贄いけにえにされても、
スーザンは一言も文句を言わなかった。  
                【「アンの娘リラ」 第30章】



   雨が降りません。
  台風は逸(そ)れ、まもなく熱帯低気圧へ。

   一週間予報も、ほとんど晴れマークだけになってしまいました。
  それでも朝の時点では、まだ曇りマークも多かったのですが・・。

   今日などは一滴も降りません。それどころか雲、一つない青空に。
  台風の影響からか風はありますが、ムシムシしています。

   その風に乗って今、満開のゼラニウムが花吹雪となっています。
  一年中咲くゼラニウムですが、やはり旬(しゅん)てありますね。

   丁度、この時期、房を幾重にも付け、たわわに咲いた
  ピンクの花びらが、ひらひらと舞い落ちるサマは風流です。
  さながら小径はピンクの絨毯(じゅうたん)と化しています。

   さて、今年の緑のカーテン。
  今年はゴーヤだけでなく、本当に何気なく・・
  胡瓜を植えてみたものです。

   葉っぱもゴーヤの繊細さに比べて大きくて頑丈なだけあって、
  見る見る間に育って。何と実が成っているではありませんか。

   尤も全くの素人ですから、真丸くなった胡瓜ですけれど。
  でもお水だけで何もしないのに実が成るなんて、何だか感激。

   それにしても、よしんば実は成らなくてもカーテンになれば
  いいとそんな甘い考えだったのですから呆れます。

   アン は言うに及ばず、今日の スーザン もそうですが、
  実は私も庭で野菜・・なんて敬遠していたのです。

   夢がない気がして。でも、これさえも食わず嫌いでしたね。
  どんなに曲がっていても不格好でも手作りの喜び。
  そして収穫の喜びも。まだまだ新しい発見がありそうです。

   最後になりましたが、ブラックベリーにも果実が・・。
  こちらも楽しみです。(冒頭の写真)

夢見る翼

2013-06-11 21:55:55 | リラのお気楽ユメ日記











「・・・あのかもめ、素晴らしいわね。
小母さん、かもめになりたくない?
あたしはなりたいなあ ――
もし人間の女の子になれないとしたらね。
日の出と一緒に起きて、
水の上にスーッと下りて来て、
あの美しい青い海の上を遠くまで飛んで
夜は自分の巣へ帰って来るなんて、
素敵だと思わない?                  
                【「赤毛のアン」 第5章】



   昨日、曇りと傘マークの天気予報から、
  一旦、傘が消えた今日の天気でしたが、
  今日は朝から時折、パラパラと雨が落ちています。

   しかしながらすぐやみ、暫くすると再びパラパラ。
  こんな調子ですから本格的な降りではなく、
  雀の涙程度にしかなりません。

   ただ昨日と違って湿度がありますから、
  気温の割にかなり蒸し暑く感じられます。

   こんな状態が午前11時頃まで続いたでしょうか・・。
  その後は青空も。奇しくも昨日と(雨こそ降りませんが)同じパターンです。
  
   










   先日も記しましたが、今年は例年にも増して蝶の飛来が多い気がします。
  後、小鳥も。尤も、小鳥は人の気配を感じるとすぐに逃げますが・・。

   小さなお客様は千客万来ですが、
  結局、長い事、羽根を休めてくれるのはアゲハ蝶だけ。
  今日などは連れ立って5頭も。

   あるものは葉っぱもない薔薇の枝に、又、あるものは、
  ツリージャーマンダーに。一方、周りを飛び回っているだけのものも。

   今日の 『アンの世界』 は蝶ではなく、より大きなかもめですが、
  かもめも蝶も、自由に舞っている姿は気持ち良さそうですね。








   
     新しい帽子と新調したサングラスを纏って。
    (先日の記事は 【こちら】

     今日は美容院へ。
    暑くなりましたので、
    バサッと髪を切って来ました。 

ピンクの優しさ

2013-06-10 17:23:28 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編









チックタック・・・・・チックタック・・・・・
チックタック・・・・・・お祖父さんのプライスが
亡くなってから炉辺荘に持って来た広間の
古い旧式分銅時計が時を刻んでいた・・・・・
時というものが出来た時からあるような
悠々とした古い時計であった、
いつもはこの時計をジェムは好きだったが
今は憎らしかった。
ジェムを笑っているように見えた。    
                 【「炉辺荘のアン」 第5章】



   二日連続の曇り空、それも昨日より重いどんよりとした空。
  おまけに南の海上には台風3号も発生。

   いよいよ待望の雨・・? なんて思ったものです。
  少なくとも朝の早い時間には。

   ところが・・何と昨日以上の青空が戻って来ました。
  明日は久し振りの傘マークも出ているのですが、
  ちょっと信じられないような雲行きです。

   今日は風もあって益々、庭は乾燥の度合いを増して来ています。
  採り残したどくだみも、ちょっとだけ薄く化粧した半夏生も、
  頼りなさそうな風情。あっちにゆらゆら、こっちにゆらゆら・・。

   勿論、空気も乾燥していて、光と影もくっきり。
  ちょっと晩夏・・初秋の頃? と錯覚してしまうような。

   そう言えば、今日は 「時の記念日」。
  こんな風に季節が曖昧になった昨今、
  改めて時間を大切にしなければ・・と思いを新たにしています








     そんな今日。
    起床時から重い空でしたから、
    訳もなく華やかなものが恋しくなって。

     そんな時は、ピンクがお勧めですね。
    そんなこんなで。“今日は、ピンクのティータイムにしましょう” と。
    今更、変更するのもめんどうですものね。

   元々、ピンクよりブルーが大好きな私。
  しかしながら何事も食わず嫌いは駄目だと痛感している今日この頃です。
  何よりピンクは、仄かな温かみと優しさがありますから。

   およそ、10日振りですね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。

   今日もカフェテーブル代わりのミシンの補助台を利用して。
  窓辺のこの場所は、既に定着していますから、
  もう、すっかりお馴染みですけれど。

   そうそう、窓辺にはピンクのゼラニウムも植えていますから
  借景として利用すると同時に、これも仲間入りして頂きましょう。

   珈琲カップは勿論、淡いピンクの薔薇のものを。(ノリタケ)
  ピンクの薔薇の蝋燭立ても用意しました。蝋燭もピンク。

   紅茶も甘いピーチの香り。
  「薫り高いお茶が入りましたよ~♪」

涼しい風を運ぶ花

2013-06-09 18:26:08 | 香る庭の花綴り

【ペチュニア】


【ブルーサルビア】



「・・・お百姓の作物がこんなに
苦しい目に合ってるのに、
庭の事なんか言えないわね。
ハリソンさんとこでは
牧場がからからになってしまったもんで、
可哀想に、牛がほとんど一口も
草を食べられないんですって・・・」                
              【「アンの青春」 第18章】




   珍しく今日は、太陽は顔を引っ込めています。
  久し振りの真珠色の空。

   庭はからからになっており、
  ちょっとでも降って欲しいのですが、その気配はありません。

   でも後、もう少しの辛抱ですね。
  週間予報では明日(月)、明後日(火)と曇りマークになり、
  水曜日には傘マークが出ていますから。

   ところで、つい先日、鶯(うぐいす)の事を
  記したばかりですが、鶯って、真夜中にも啼くのですね。

   昨夜、いいえ、もう今朝になりますね、
  啼き声を耳にしました。

   一瞬、空耳? なんて思いもしましたが、確かです。
  さすがに真夜中の鶯は・・・。

   今も、盛んに山が削られ、開発の真っ只中。
  鶯の棲家も、なくなりつつあるのかも知れません。





【スカエボラ】


   さて、これもまた、
  【先日】 記した 「スカエボラ」。

   その時は、庭にその姿を
  見なかったものですが、
  時を遅くして、やっと
  その姿を見せてくれました。

   (こちらは庭から飛び出し、
  壁面に蔓を伸ばした
  スカエボラ) 

   それにしても、
  扇形に広がった花姿。

   英名が 「Fanflower」
  (ファンフラワー)も納得です。

   それもあってか、花言葉は、
  「涼しい風を運ぶ人」

   今の季節にピッタリですね。
  そんなこんなで。

   今日のタイトルに、
  ちゃっかり拝借・・という訳です。

   そうそう、この季節、忘れてはならないのは紫陽花ですね。
  ただ、我家の紫陽花は、いつの頃からか・・
  花を咲かせる事を忘れてしまったようです。