【「黄蝶(キチョウ)」 ~ ローズマリーはお好き】
【初めての客人】
「雨になるらしいですよ。 この秋はもう今までにだって 恐ろしく降りましたからね。 畑仕事をする人たちは大変ですよ。 私の若い頃はこんな事はありませんでしたね。 (中略) だけど、季節も今じゃ 元とはまるきり変わりましたよね」 【「アンの娘リラ」 第33章】 |
爽やかな秋晴れが続きます。
例年より秋が大分早く訪れた今年ですが、
日中は汗ばむ事もしばしば。
そんなこんなで、1日の温度差は
10度近くになっています。
ただ、この良いお天気も今日まで。
またぞろ明日から傘マークの登場です。
【「藪蘭(ヤブラン)」】
【今年も 「藜(アカザ)」】
さて、過ごし易い
気候になったから
でしょうか・・。
庭に出ると必ず
と言っていいほど
ひらひらと舞う、
何頭かの蝶に
出会います。
ほとんどの場合、
花から花の間を
行ったり来たり
ですが、時には、
そこに留まる事も。
ほっと心和む
光景です。
写真は、
そんな1枚ですが、
今日は初めて
見る顔も。
(冒頭から4枚目)
生憎、名前が
分かりません。
お得意の想像の翼も、
蝶の場合は、お手上げ状態。
ところで、今年も藜が背丈を伸ばして来ています。
とは言え、今ではアーチに絡めた、木香薔薇が中心。
どうしても私の関心は、一時より薄れる事に。
そうなると、植物は人間の感情に敏感ですね。
紅葉の木に届かんとしていた、
あの勢いは、どこにもありません。
いいえ、既に淘汰されつつあるのかも知れません。
数も随分、少なくなって来ています。
自然の摂理とは言え、何だか切なくなりますね。