だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ストーン監督を見よう!

2007-04-15 22:06:03 | 映画
オリバー・ストーン監督は、私の好きな監督の1人。脚本を書いた「ミッドナイト・エクスプレス」(78)は、アカデミー脚本賞を受賞。なお、同作の作曲賞を受賞したのは、ジョルジオ・モロダー!!(ちなみに彼はフリッツ・ラング監督の「メトロポリス」(29)を、色彩と現代音楽を付けた84年版を担当。これは超お勧め!)

話をストーン監督に戻すと、シュワちゃんを一躍有名にした「コナン・ザ・グレート」(82)、この作品には神戸生まれで、ハリウッドで活躍した岩松信こと、マコが出ています。マコは、06年7月21日食道がんで亡くなりました。残念です。アル・パチーノの「スカーフェイス」(83)、ミッキー・ロークの「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」(85)と続きます。

86年の「プラトーン」は衝撃的で、アカデミー賞の作品/監督賞を受賞。以来、社会派監督のイメージを強く印象付けました。内乱を報道カメラマンの目で描いた「サルバドル/遥かなる日々」(86)(←これは見応えがあります!)、「ウォール街」(87)でインサイダーに目を向け、「トーク・レディオ」(88)ではラジオ局を舞台にアメリカの現在を暴いていました。

他にも「7月4日に生まれて」(89)「ドアーズ」「JFK」(91)「天と地」(93)「ナチュラル・ボーン・キラーズ」(94)「ニクソン」(95)「Uターン」(97)「エニイ・ギブン・サンデー」(99)「アレキサンダー」(04)「ワールド・トレード・センター」(06)と、欠かさず見ている私。

この他にも、製作や脚本のみで関わった映画も数知れず…。で、03年にこんな映画を撮っていたんです!なんと、キューバの最高指導者フィデル・カストロとの1対1のインタビュー映画。「コマンダンテ」は、監督/インタビュアーがオリバー・ストーン、出演カストロ。す、すごい。

強面2人のやり取りは?社会派監督の名に恥じぬ、批判的で容赦のない質問。対するカストロは、同士ゲバラとの別離やキューバ危機の真相、さらに彼の私生活までも…。ナイキが好きで、映画「タイタニック」のファンだという話まで!信じられない。

昨年夏、病気と伝えられているカストロ議長。ストーン監督との話や如何に?
コメント
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