だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

印象派の名付け親

2007-04-19 21:59:26 | 展覧会
六本木の国立新美術館、もう行かれましたか?「異邦人たちのパリ 1900-2005」を見に行ったのは、3月初め。開催後1ヶ月くらい経っていた平日のため、余裕で見ることができました。ちなみに一般的に美術館の休館日は、月曜日。私は火曜日に出かけたのですが、な、なんと!火曜日が休館日…。びっくり。出直しました。

美術館への道は、地図による方法だとチト、遠周り。明治屋さんの通りを西麻布方面に向かい、時代屋さんの脇道に入り、道沿いに進むと右側に横道があります。住宅街を抜けるとそこはもう、美術館の前!黒川紀章氏設計の明るいガラスの建物が、目の前に現れます。

現在、「MONET 大回顧展モネ」を開催中。モネといえば、“積みわら”や“睡蓮”が有名。印象派の巨匠として、日本でもファンが多い人気の画家ですね。クロード・モネは、1840年11月14日パリ生まれ。(1926年12月5日、ジヴェルニーにて没)1873年にルアーブル港の風景を描いた、“印象 日の出”という作品があります。

海やそこに浮ぶ船、海から繋がるような夕陽の輝く空など、柔らかい筆のタッチで描かれ、この作品を『印象派』の言葉の由来としています。まさに印象派の名付け親になった形です。この作品は、パリのマルモッタン美術館に収蔵・展示されています。

今回、来日している作品を見てみましょう。オルセー美術館からは、チラシやポスターにもなっている、“日傘の女性”(1886)、“エプト川のポプラ並木、風の日”(1891)、“サン=ラザール駅”(1877)、モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭”(1878)。

ボストン美術館から“積みわら、雪の朝”(1891)、“ヴァランジュヴィルの漁師小屋”(1882)。“睡蓮”は、ポーラ美術館のもの(1907)やホノルル美術館のもの(1917~19)が紹介されます。また、32歳の若さで亡くなった、妻カミーユや息子のジャンを描いた“カミーユ、ジャン、乳母”(1873/個人蔵)も公開。早く行かねば…。
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