だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

フランドルの少女

2007-04-18 21:10:34 | 映画
今日は“カンヌ国際映画祭”のお話。仏カンヌで開催のこの映画祭は、伊ヴェネチア国際映画祭に対抗するため、作られたそうな。1回目は39年の予定が戦争のため、46年に延期。また、48、50年と中止の年もありました。51年から、世界最大規模の国際映画祭として発展していきました。

グランプリのことを“パルム・ドール”と称し、審査員特別グランプリ/審査員賞/監督賞/男優賞/女優賞/脚本賞/カメラ・ドール(新人監督賞)があります。主なグランプリのみご紹介。3回「第三の男」(49)、6回「恐怖の報酬」(53)、7回「地獄門」(54)、8回「マーティ」(55)、9回「沈黙の世界」(56)、10回「友情ある説得」(57)

12回「黒いオルフェ」(59)、13回「甘い生活」(60)、14回「かくも長き不在」(61)、16回「山猫」(63)、17回「シェルブールの雨傘」(64)、19回「男と女」(66)、20回「欲望」(67)、22回「if もしも‥‥」(69)、23回「M★A★S★H マッシュ」(70)、26回「スケアクロウ」(73)、27回「カンバセーション…盗聴…」(74)、29回「タクシードライバー」(76)、30回「父/パードレ・パドローネ」(77)

31回 「木靴の樹」(78)、32回「ブリキの太鼓」「地獄の黙示録」(79)、33回「オール・ザット・ジャズ」「影武者」(80)、34回 「鉄の男」(81)、35回「路(みち)」「ミッシング」(82)、36回「楢山節考」(83)、37回「パリ、テキサス」(84)、38回「パパは、出張中!」(85)、39回「ミッション」(86)、40回「悪魔の陽の下に」(87)

41回「ペレ」(88)、42回「セックスと嘘とビデオテープ」(89)、43回「ワイルド・アット・ハート」(90)、44回「バートン・フィンク」(91)、46回「ピアノ・レッスン」「さらば、わが愛/覇王別姫」(93)、47回「パルプ・フィクション」(94)、48回「アンダーグラウンド」(95)、49回「秘密と嘘」(96)、50回「うなぎ」(97)

51回「永遠と一日」(98)、52回「ロゼッタ」(99)、53回「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(00)、54回「息子の部屋」(01)、55回「戦場のピアニスト」(02)、56回「エレファント」(03)、57回「華氏911」、58回「ある子供」(05)、59回「麦の穂をゆらす風」(06)

今年のカンヌは、ちょうど60回目。5月16日~27日に開催されます。結果が楽しみですね。ところで昨年の“審査員特別グランプリ”を受賞した、「フランドル」(05)という映画が公開されます。監督は「ジーザスの日々」(97)「ユマニテ」(99)のブリュノ・デュモン。現代に生きる、マグダラのマリアのような少女の物語。性と暴力、痛みと癒し。気になります。
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