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映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

単独無寄港世界一周ヨットレースとは…

2014-05-10 20:52:43 | 映画
2012年9月に公開され、あっという間に大ヒット。平日でも大混雑になったフランス映画。それが「最強のふたり」(11)でした。本国のセザール賞には、主要8部門にノミネート。

作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、撮影賞、脚本賞、編集賞、音響賞のうち、ドリスを演じたオマール・シーが、見事主演男優賞を受賞しました。日本では興行収入が16億円を超え…

日本で公開されたフランス語映画の中で歴代1位となりました。事故で首から下の感覚が麻痺した大富豪と、介護人となったスラム街で暮らす黒人青年の感動のドラマでした。

実在の人物、富豪のフィリップを演じたのがフランソワ・クリュゼでした。2011年の東京国際映画祭の公開時には、主演男優賞を受賞しています。彼の最新作が、公開されます。

それが、「ターニング・タイド 希望の海」(13)です。レースに人生を賭けるヨットマンのヤン(フランソワ・クリュゼ)は、“ヴァンデ・グローブ”に出場することになります。

それは、単独無寄港で世界一周を目指す最も過酷なヨットレース。レースの途中、船の修理のためカナリア諸島沖に停泊した後、船に1人の少年が隠れて乗り込んでいることに気付きます。

16歳のモーリタニア人少年マノ(サミ・セギール)は、心臓の病気でフランスで治療を受けたいと願い、船に乗り込んだのでした。しかし、レースは単独で行うことがルール。

このままでは失格になってしまう…。でも海の真ん中で少年を降ろすこともできず、ヤンは少年を乗せたままレースを続けることになります。果たして、レールの結果は?ヤンは?マノは?

監督は、クリストフ・オーファンスタン。これまでは撮影監督を務め、本作が初監督作品。サミ・セギールは、フレデリック・ジャルダン監督「スリープレス・ナイト」(11)に出演。未見ですが…。

ところで、“ヴァンデ・グローブ”とは…4年に1度開催される世界唯一の単独無寄港世界一周ヨットレースとか。フランスのヴァンデ県主催。詳しいことはサイトをご覧ください。ギョーム・カネ共演。
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