だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

「仁」とは、他を想う心

2014-05-15 14:55:55 | 展覧会
長いこと通っているかかりつけ医の歯医者さん。先生は映画が大好きで、クリニックに行くと映画の話から始まり、その後治療になります。毎回のことで、それが楽しみで通っているわけ。

歯の治療も辛抱強く対応してくれて、それもうれしい限り。まだまだお世話になります、はい。この春、先生から聞いた展覧会。それが上野の国立科学博物館で開催の「特別展 医は仁術

ゴールデンウィークの上野は最高に混みあうので我慢して、ようやく行けそう~。今度の休みにはぜひ!ところで「医は仁術」、どんな展覧会なのか予習しておきましょう。

日本の医学、医療は世界の最先端と言われていますが、その始まりは江戸時代にあったということをご存じでしょうか?例えば、日本初の人体解剖を行なったのは…

山脇東洋(やまわき とうよう/1706~1762年)という人で、江戸時代の医学者。また、杉田玄白(すぎた げんぱく/1733~1817年)は、江戸時代の蘭学者。

1774年、玄白らが翻訳した『解体新書』。人々を救うために、人体がどのような構造であるかの解明していったのです。展示内容は…まず、序章“タイムスリップシアター”

江戸の医師たちの世界が紹介されます。第1章“病は、いつの時代も、身分の貴賤なく、人々を襲う” 第2章“東から西から~医術の伝来” 第3章“医は仁術~和魂漢才・和魂洋才の医”

第4章“近代医学と仁” 第5章“現代の医” そしてパラパラ漫画で人気の鉄拳さんが描く漫画シアター“受け継がれる仁” 第2会場もあり、“体験してわかる私たちのからだ”…

というテーマで、脳の仕組みと働き、3Dプリンターで作られた臓器モデルで重さを体験するコーナーなどがあります。会期は3月15日からで、すでにご覧になった方も多いはず。

これからの方にはぜひお楽しみに!『日本最古の解剖原図』 『杉田玄白 直筆の漢詩』 『エレキテル』 『五臓六腑生き人形』などの展示は興味津々。日本の医学はすごい!
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