夏休みの間、
毎日のように猛暑を避けて
家でのお籠りが続いたので、
きのうは、さすがに
自然の緑が観たくなって
ヒーリング・スポットの
「びっき沼」まで赴いた。
市内は31℃の曇りだったが、
山道に入るや26℃まで低下し、
いきなりの大雨ゾーンに突入した。
行き交う車は
みなライトを点けているほど
鬱蒼とした樹々のトンネル内は
仄暗く・・・。
かつて、この地では
幽霊が出ると噂󠄀があった
心霊スポットなので、
ずぶ濡れの白い女が立ってはいないか、
バックミラーに映りはしないか・・・
と、小心ジジイはビクビクもんだった(笑)。
びっき沼でも大雨で、
車を降りて散策どころじゃなかった。
でも、路傍に
まだ、青々しい紫陽花が咲いてたので、
二枝ほど、雨に濡れながらも
手折ってきた。
*
ビオパークには
まだ、名残りの水蓮が
ちらほらと咲いていたが、
雨滴が叩きつける車窓から
チラ見してスルーしてきた。
***
連日の猛暑続きなので、
西向きの仕事部屋は
毎日、スクリーンカーテンを
全部おろして、
仄暗い状態になっている。
なので、朝一で
ブログを書く時には
それを全部巻き上げて
明るくするのが日課である。
その際、
なんだか、まるで、
帆船の帆を巻き上げるかのような
感じがし、室外を見るたびに、
家という船で、時空を航行する
船旅のような感覚を抱くことがある。
30年も昔、
金光第一高校に勤務していた時にも、
グランドに設置された
仮設テニスコートから、
校舎の全体像を眺めて、
まるで時空を航行する
大型船のようだなぁ・・・と、
感じたことがあった。
きっと、そうなのだろう・・・と、
近頃では、時空を旅する自分、
「わたし」という存在を
メタ認識することがある。
**
夏休みも
折り返しを過ぎ、
あと2週間になった。
まだ、2週間もある・・・
といったほうがいいのか、
もう2週間しかない・・・
なのか・・・(笑)。
幼稚園児の6歳の頃から
一度も学校社会を離れていないので、
61回目の夏休みである。
ここ十年は、
中等度のCKD(慢性腎臓病)により
「熱中症」体質になってしまい、
運動が全くできなくなり、
それどころか、冷房のない箇所では
ろくろく活動も出来なくなってきた。
「命に関わる暑さ」という警句やら、
「不要不急の外出」を戒めるような
ご時世になったので、自分ばかりの
ディス・アドバンテージでは
なくなったのが、いくらか
気休めにはなっている。
***
この夏は、内外の世相分析で、
どうしてこうも酷い有様なのか・・・
と、愁嘆もしたが、
若い頃に熱中した、あらゆる占いで
「晩年運」が隆盛と出ていたので、
何もかも良くなって
思い通りの世の中になったら、
それこそ、自分の最晩年なんだ・・・
という事にも気が付いた。
***
明日は、
午後からカウンセリング予約が
入っており、夕方からは、
10月にナッちゃんの挙式があるので、
アキちゃんのお母様が
わざわざ東京から初来福されて、
三ツ星懐石店で会食をさせて頂く。
初対面でのご挨拶なので、
いくらか緊張もしているが、
心尽くしの「おもてなし」を
させて頂こうと心している。
毎日、ゴロゴロしてるおかげで(笑)、
体調が悪くないのが幸いである。
***
きのうは、
Amazonに注文してた
『バスマティ・ライス』が届いたので、
さっそく、お昼に調理してみた。
炊飯器は用いず、
パスタを茹でる要領で、
アルデンテに火入れしたら
ザルにあげて、また鍋に戻して、
しばらく蒸したら出来上がりである。
外米特有の異臭は
まったくせず、
パスタっぽい食感で、
味はお米・・・という、
面白い素材である。
今夜は夕食当番なので、
今度は炊飯器で
カレーピラフを作ってみようと思う。
****
・・・そんなんで、
もう一種、タイ米の
『ジャスミンライス』も
きのうAmazonに注文してみた。
それと、
毎日、造本に精出して
インクが枯渇してきたので、
ヤフオクで廉価になってたのを
3ケばかり落札した。
今朝も9冊目を
朝からプリンタを稼働させて、
両面印刷に精出している。
日中はこれらを綴じて
エンボス表紙、カバーをつける
製本作業をする予定である。
***
書棚の一角が
自家本コーナーになってるが、
整理していたら、
ミニ写真ファイルと
6年間の『復興支援リサイタル』の
アンケートご感想の小冊子も
並んでいたので、夏休みらしく、
眺めたり、再読して、折々の事を
懐古して楽しんだ。
これは、
60年代に精神科医の
ロバート・バトラー博士により
提唱された『回想法』という
心理療法でもある。
国家試験でも受験勉強して
覚えているが、
「自己を再確認する」
「昔と今と未来をつなぐ」
「自信と希望を取り戻す」
・・・などの
心理的効果があり、
認知症の予防・治療にもなる。
***
猛暑のニュースで、
京都鴨川の納涼床が映し出され、
なつかしく感じた。
在京中は、
一度だけ、カミさんと
この風物詩を味わったことがある。
真下の堤防沿いの
「等間隔アベック」も
お定まりの風景の一つである(笑)。
「京都トリビア」では、
鴨川沿いは
川床(かわゆか)だが、
貴船になると
川床(かわどこ)と
ネイティヴは呼ぶ。
貴船でも、
幼児のフミを連れて
納涼懐石を味わった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます