成人式

暮れから帰省していたナツが
成人式を済ませて
今日、新潟に帰っていった。

明日から
大学が始まるというので、
カミさんが、スノボーやら、
プリンターやら、スーツやらと
山のような荷物を積んで
送っていった。



式の前夜には、
カミさんがコーデに迷って
相談にきた。

ネイビーストライプと
グレイシャツに
ダークなタイだったので、
お葬式みたいな
モノトーンファッションだからと
トーチャンのアイテムから
チーフとタイをブルー系の差し色に
変えさせた。

さらにアダルト感を出すのに
オッドベスト（色違いベスト）使いで
今年のリサイタル用に買った
襟付きのノワール・ウェストコートを
インナーに着せたら
Vゾーンがカチリと締まって
重厚感と華やぎが演出できた。

オシャレに無頓着な息子は
どうでもいいんだけど･･･と、
ちっとも乗り気でなかったが、
トーチャン、カーチャンが
あーでもない、こーでもない、
と着せ替え人形みたいに
ハシャイで楽しんでいた。



日頃から
仕事着のVゾーンを自撮りして
コーデのデータベースを
作っているのが、
こういう時に役に立つものである。

また、
年間100本もの映画を観ているので
いつも俳優陣のスーツ･コーデを
チェックしていて、
気に入った色の取り合わせがあると
すぐに翌日、そのスタイルで
出勤している。




録画してあった
『ゴッドファーザーⅡ』を
じっくり観たが、
若き日のデニーロの渋さと
重厚感にシビレた。

そのファッションは
1940年代のアメリカのものだが、
クラシカルで
個性的なものだったので
参考になった。

『刑事フォイル』の
新シリーズが始まり、
これも大戦中の1940年代のドラマなので、
登場人物たちの
英国の本格スーツスタイルの
勉強になっている。