『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「暇」といふ字

2018-10-27 06:48:00 | 風景
学校の執務記録だけは
万年筆で手書きしているが、
30年来ワープロ使用していると
ちょいちょい書けない字がある。

「暇」という字も
なかなか書けなくって、
いちいち辞書や
ケータイの変換を見てる。

なんとか覚える方法はないかと、
偏と旁(つくり)とを分解してみた。

両端は「日」と「コ又」なので、
覚えやすいが、
真ん中の形は、
なんじゃいコリャという
他の字ではとんと
お目にかかったことがない。

なので、
これを「P+二」に分解して、
「日曜は、どこも混んでて、Parkingに困った」
と覚えた。

「尋ねる」も
長らく書けなかったが
JKの千尋ちゃんから、
ワル男子から
「ヨエロすん」って
からかわれてイヤだった、
とカウンセリングで聞いて
覚えられた(笑)。

商売用語の「虐待」の「虐」も
時折、下の部分を
「ヨ」と書いて
ホワイト修正したりしている(笑)。

学習障害の一種に
ディスレクシア(dyslexia)
というのがあり、
知能が正常でも特異的に
書字・読字が困難な子がいる。

自分の場合は、
小学時代に重症の喘息児で
十数回も入退院をしていたので、
部分的に常用漢字の「構成感覚」が
欠落している節があるのと、
ワープロ症候群によるものと
思われる。




同時に少しずつ、
家んなかのあちこちを
片付けていると、
いろんな掘り出し物があって
オモシロイ。

息子三人たちの
成長の残滓のような
学業品やオモチャ類も
まだまだ山のようにあって、
毎日、教科書やノート、作品類を
ゴミ袋にくくっている。

歩いて1分の近所にある
ゲーセンのコインも
50枚ほど出てきたので、
散歩ついでに
小半時ほどゲームに
費やしてきた。

平日にも関わらず
老若男女がゲームに興じていたが、
ギャンブルよりはマシとはいえ、
なんだか「生産性」がないなぁ・・・とも
思ってしまった。

でも、実際にやってみると、
単純なコイン押し出しゲームでも
けっこうハマりそうになる。

これを初めてやったのは
大学入試の時、
東京在住だった親友のYの所に
泊まった時だったので、
もう40年以上も昔である。

それと、
はじめて知ったのは
あまったコインは
バンク・カードという機械で
カードに記録できるようで、
買い物バッグをさげた主婦が
買い物ついでにちょいと
ゲームしていくみたいな感じだった。

へぇ~。{•ᴥ•}

そういうアミュパ・スタイルが
あるんだ・・・。

人様の「3R」
(レクリエーション/リラックス/リフレッシュ)
について
「非生産性」云々いうのも
何だなぁ・・・と、
ちと反省した。

(・・*)ゞ イカン・イカン




老母の86年の
地層のように堆積した
物量に圧倒されながらも、
廃品選別をしていると、
意外なものが出てきて
時折、手がとまる。

自分の臍の緒まで見つけて
恐るおそる見てみたが、
桐の小箱に綿に包まれていた。

2cmほどの
干からびた
赤貝の紐のようだった。

コンビニの
乾き物ツマミコーナーにある
帆立のヒモのようでもある。

大1の頃の
祖父の葬儀や
教員9年目の頃の
祖母の葬儀の
親族写真も出てきて、
懐かしく思った。

この頃、
右隣の亡父は
まだ50代だったので
今の自分よりも若い。

左隣は敬愛する
従兄のタカボで、
彼は50才で亡くなり
こないだ十三回忌をやったばかりだ。

そして、偶然にも
去年亡くなられた
タカボのお父さん
ヒロシさんも隣だった。

この三人は
親族なかで「三聖人」と
誰もが認める人格者だった。

「いい人」から先に亡くなる、
というのが「佐々木家」の
宿命のようである。

なので、
口のワルイ叔父・叔母たちは
「あたしらは、長生きすんね。
 ね、オサム・・・」
と、からかわれる(笑)。

たしかに、
「憎まれっ子、世に憚る」
だなぁ・・・(笑)。





押入れには、
京都から帰福しての
三度もの引越しのたびに、
ダンボール梱包のまんまのものが
何十箱とある。

家中「総整理・片付け」の
一環にそれらも
この際、梱包を解いて
「断捨離」することにした。

「庭の大伐採」が
不思議な心理効果をもたらしてくれ、
もう、必要な物だけに囲まれて
暮らしたいという願望が沸いて、
めんど臭がりのモノグサ屋が
なりをひそめている。

それと、
「バック・トゥ・ザ・パースト」は、
昔の自分や家族を省みる
「暇」ができてこその
「金のかからない楽しみ」
であるなぁ・・・と、思う。

自分は次男ではあるが、
我が家が「本家」なので、
佐々木家代々の戸籍謄本も見つけ、
祖父の弟妹や両親の名前を初めて知った。

中国格言を捩った
自分格言を創ってみた。

一日幸せになりたければ酒を飲みなさい
半年幸せになりたければ結婚しなさい(笑)
一生幸せになりたければ料理を覚えなさい

一瞬幸せになりたければギャンブルをなさい
一年幸せになりたければ作物を作りなさい
一生幸せになりたければ家をいじりなさい(笑)

在京中は、
毎月一組お客様を
我が家にご招待して
フレンチのフルコース・ディナーを
催していた。

その頃は、
寝ても覚めても
フレンチとワインに
明け暮れていた日々だった。

京阪神の
フレンチ全店
およそ百数店を
8年かけて全制覇もした。

そのメニューの記録も
丹念に記されていて、
今回、久しぶりに眺めて、
我ながらオタクだなぁ・・・、
おバカだなぁ・・・と、
思わずにはいられなかった(笑)。

今のこの貧困生活は
この頃の放蕩三昧の
因果報応なのだろう。

チュドーン! (/_;)/  

カゴメの創作料理コンテストでは、
学校前の「カメハウス」で食べた
「そばめし」が
東北人にはカルチャーショックだったので、
「スパリゾ」なる
トンデモ・レシピで
「アイディア賞」を受賞した。

この時の盾が
未だにどこかに
埋もれてるはずである。

「そばめし」は
焼きソバを米粒のように
あのコテ(ヘラ?)で
ジャカジャカにして細かくし、
炒飯と合わせたような
「ゲテモノ」風な見た目である(笑)。

なので、
ロングパスタを
米粒大にして
リゾットと合わせたら
おもしろかんべーと、
レシピを提出した。

同じ受賞者の列に
ホテルの料理長などがいて、
ワイの「料理研究評論家」って
なんやねん、って笑える(笑)。

ギャハハ _(_ _)ノ彡☆バンバン!

ウソコキ~! イチャビリ~!







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