きのうは
平日だったにもかかわらず、
街や野には
人出が多かった。
月曜「定休日」の人たちも
私的6連休になってるのだろう。
買い物の途中、
『桜堤公園』の河川敷に寄って、
オニギリとゆで卵で
車内ランチとした。
新緑の樹々の間から
ちょうど吾妻のモモリンが見える
絶好の景観だった。
昭和の頃の
連休コンセプト
「安近短」で
ソロキャンプしている
テントもちらほらあった。
フレンチ用の
新しいお皿を物色しに
野田方面の
『セカンドストリート』まで
足を延ばしてみた。
目ぼしい皿は
見つからなかったが、
『ゴールデンウイーク』セールで、
≪長袖服50%オフ≫とあったので、
紳士服コーナーをのぞいてみたら、
かねがね欲しいと思っていた
「ワンボタン/ピークトラペル」の
ジャケットがワンコインであった。
サイズさえ合えば、
250円だから
タダみたいなもんである(笑)。
背中のセンターベンツには
し付け糸があるので、
新品のようだった。
セーターも脱がずに
羽織ってみると、
「L」表記でも
悠々であった。
しかも、薄手で軽い。
これは、願ったり叶ったりだ、
と思ってたら、
なんと、ボタン位置が
女性用の「左ボタン」だった。
これには、驚いたが、
タグを見ると
あきらかに「MENS」なので、
これは工房での仕立て間違いと
すぐに気づいた。
女性物として
出したらよかったのに、
アウトレット品として
捨て値(100円くらい?)で
卸されたのだろうと想像した。
なんだか、
一瞬、死に装束の「左前」を
連想したが、女物の転用で
ジェンダー・フリーと考えれば
いっか・・・と、思い替えした。
そもそも、
死に装束は、
この世とあの世は
真逆の関係にあるから
逆に着せるという、
慣習に過ぎず、
「逆さ事」を嫌う宗旨では
やらないこともある。
また、別説には、
奈良時代の上流階級は
衣服を左前で着ていたことから、
それにあやかって
来世では上流階級になれるように、
という願掛けの意味もあるという。
なので、
ボタン位置が逆様だって、
気にすることはなし、である。
なにせ、
アースカラーで
待望のワンボタン/ピークトラペル
なのだから・・・。
そしたら、
手持ちにはない、
スカイブルーの薄手ニットベストも
新品タグが付いてて
ワンコインだったので
一緒に買ってきた。
茶に青は、
鉄板のお洒落コーデなのである。
まずは、
連休明けの出勤日に
これでドレスアップしてみよう
と思っている。
今週の7日で、
『リュート・マラソン』も
三か月目となる。
そもそも、
それを始める切っ掛けとなったのが、
愛器サントスの全損事故が元である。
その衝撃と哀しみ・・・は、
計り知れないものだったが、
事故は事故なので、
それを受容して
諦め葬り、
加害者となられた方にも
同情し憐れんだ。
そして、
交通事故と同じく、
相手側の車の保険のオプションで
全損事故への賠償が支払われたので、
50年来の愛器の喪失は
金で解決できるものではないが、
それで「示談」が成立した。
三か月、
損傷した姿のままで
放置されたが、
やはり、そのまま捨て置くには
忍びなく、古楽器工房で
張り合わせの修復作業を施した。
そして、
以前の音色は断念して、
ヒビだらけながらも
新しくバスギターとして
再生させた。
賠償金の一部は、
高額なバスギター用の低音弦や、
リュート用の巻き弦の
購入費用に充てた。
それだけで
数万円もした。
そしたら、
廃物利用ではないが、
このバスギターにも
妙に愛着が湧いてきて、
せっかく新たな生を得たのだから、
なにか特別な曲をアレンジして
そのリボーンを寿ごうと思った。
【転んでもただは起きぬ】と
【もったいない精神】が、
演奏モチベーションを
高めてくれた。
かつて発表会でチャレンジしたような、
「大胆、奇抜」な選曲はないか
思案していたら、
かつて、プレスティとラゴヤ夫婦の
名演奏で耳に馴染みのあった
ヴィヴァルディの
『マンドリン協奏曲』の第一楽章を
ソロに仕立ててみた。
https://youtu.be/NxieTFvueXk
・・・収録後、
なんとなく、
いちど死んだサントスが、
バスギターとして再生して、
新たな演奏地平を
拓いてくれたような気がした。
もしかしたら、
こうなるべく
運命のアレンジメントとしての
大事故だったのかもしれない・・・と、
ふと、思った。
まるでオリジナル古楽器の
テオルボのような
雰囲気がそのまま出せた
『プレリュード』
(ロベール・ド・ヴィゼー/1650-1725)
を聴いたら、
その感を強くした。
https://www.youtube.com/watch?v=YC2EkZzEokg
******************
For Peace in Ukraine
******************
"Sonata"
(Domenico Cimarosa, 1749- 1801)
https://www.youtube.com/watch?v=Ly3J3v3Ljv4
"When You Wish upon a Star"
(Leigh Harline, 1907 - 1969)
https://youtu.be/53UUtPZJoCs
"Moon River"
(Henry Mancini、1924 - 1994)
https://youtu.be/0Vc1JA4z5LE
"Menuet"
(Wilhelm Krüger ,1791-1856)
https://youtu.be/mGDl6XaAPjs
"Träumerei"
(Robert Alexander Schumann, 1810 - 1856)
https://youtu.be/aiWwCIaZ35c
" Estrellita "
(M.Ponce)
https://youtu.be/VysLnRO2XVs
平日だったにもかかわらず、
街や野には
人出が多かった。
月曜「定休日」の人たちも
私的6連休になってるのだろう。
買い物の途中、
『桜堤公園』の河川敷に寄って、
オニギリとゆで卵で
車内ランチとした。
新緑の樹々の間から
ちょうど吾妻のモモリンが見える
絶好の景観だった。
昭和の頃の
連休コンセプト
「安近短」で
ソロキャンプしている
テントもちらほらあった。
フレンチ用の
新しいお皿を物色しに
野田方面の
『セカンドストリート』まで
足を延ばしてみた。
目ぼしい皿は
見つからなかったが、
『ゴールデンウイーク』セールで、
≪長袖服50%オフ≫とあったので、
紳士服コーナーをのぞいてみたら、
かねがね欲しいと思っていた
「ワンボタン/ピークトラペル」の
ジャケットがワンコインであった。
サイズさえ合えば、
250円だから
タダみたいなもんである(笑)。
背中のセンターベンツには
し付け糸があるので、
新品のようだった。
セーターも脱がずに
羽織ってみると、
「L」表記でも
悠々であった。
しかも、薄手で軽い。
これは、願ったり叶ったりだ、
と思ってたら、
なんと、ボタン位置が
女性用の「左ボタン」だった。
これには、驚いたが、
タグを見ると
あきらかに「MENS」なので、
これは工房での仕立て間違いと
すぐに気づいた。
女性物として
出したらよかったのに、
アウトレット品として
捨て値(100円くらい?)で
卸されたのだろうと想像した。
なんだか、
一瞬、死に装束の「左前」を
連想したが、女物の転用で
ジェンダー・フリーと考えれば
いっか・・・と、思い替えした。
そもそも、
死に装束は、
この世とあの世は
真逆の関係にあるから
逆に着せるという、
慣習に過ぎず、
「逆さ事」を嫌う宗旨では
やらないこともある。
また、別説には、
奈良時代の上流階級は
衣服を左前で着ていたことから、
それにあやかって
来世では上流階級になれるように、
という願掛けの意味もあるという。
なので、
ボタン位置が逆様だって、
気にすることはなし、である。
なにせ、
アースカラーで
待望のワンボタン/ピークトラペル
なのだから・・・。
そしたら、
手持ちにはない、
スカイブルーの薄手ニットベストも
新品タグが付いてて
ワンコインだったので
一緒に買ってきた。
茶に青は、
鉄板のお洒落コーデなのである。
まずは、
連休明けの出勤日に
これでドレスアップしてみよう
と思っている。
今週の7日で、
『リュート・マラソン』も
三か月目となる。
そもそも、
それを始める切っ掛けとなったのが、
愛器サントスの全損事故が元である。
その衝撃と哀しみ・・・は、
計り知れないものだったが、
事故は事故なので、
それを受容して
諦め葬り、
加害者となられた方にも
同情し憐れんだ。
そして、
交通事故と同じく、
相手側の車の保険のオプションで
全損事故への賠償が支払われたので、
50年来の愛器の喪失は
金で解決できるものではないが、
それで「示談」が成立した。
三か月、
損傷した姿のままで
放置されたが、
やはり、そのまま捨て置くには
忍びなく、古楽器工房で
張り合わせの修復作業を施した。
そして、
以前の音色は断念して、
ヒビだらけながらも
新しくバスギターとして
再生させた。
賠償金の一部は、
高額なバスギター用の低音弦や、
リュート用の巻き弦の
購入費用に充てた。
それだけで
数万円もした。
そしたら、
廃物利用ではないが、
このバスギターにも
妙に愛着が湧いてきて、
せっかく新たな生を得たのだから、
なにか特別な曲をアレンジして
そのリボーンを寿ごうと思った。
【転んでもただは起きぬ】と
【もったいない精神】が、
演奏モチベーションを
高めてくれた。
かつて発表会でチャレンジしたような、
「大胆、奇抜」な選曲はないか
思案していたら、
かつて、プレスティとラゴヤ夫婦の
名演奏で耳に馴染みのあった
ヴィヴァルディの
『マンドリン協奏曲』の第一楽章を
ソロに仕立ててみた。
https://youtu.be/NxieTFvueXk
・・・収録後、
なんとなく、
いちど死んだサントスが、
バスギターとして再生して、
新たな演奏地平を
拓いてくれたような気がした。
もしかしたら、
こうなるべく
運命のアレンジメントとしての
大事故だったのかもしれない・・・と、
ふと、思った。
まるでオリジナル古楽器の
テオルボのような
雰囲気がそのまま出せた
『プレリュード』
(ロベール・ド・ヴィゼー/1650-1725)
を聴いたら、
その感を強くした。
https://www.youtube.com/watch?v=YC2EkZzEokg
******************
For Peace in Ukraine
******************
"Sonata"
(Domenico Cimarosa, 1749- 1801)
https://www.youtube.com/watch?v=Ly3J3v3Ljv4
"When You Wish upon a Star"
(Leigh Harline, 1907 - 1969)
https://youtu.be/53UUtPZJoCs
"Moon River"
(Henry Mancini、1924 - 1994)
https://youtu.be/0Vc1JA4z5LE
"Menuet"
(Wilhelm Krüger ,1791-1856)
https://youtu.be/mGDl6XaAPjs
"Träumerei"
(Robert Alexander Schumann, 1810 - 1856)
https://youtu.be/aiWwCIaZ35c
" Estrellita "
(M.Ponce)
https://youtu.be/VysLnRO2XVs
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