友が倒れてから ブログが書けませんでした。四月七日 意識を飛ばしてみました。病院のCPUで意識不明の友へと。
薄暗い黄昏のようななか 向こう岸に煙るように白い櫻並木が続いていた。………ちゃん さようなら... 澄み透るような声が聴こえた ...
ここにいて.... わたしは泣きながら 手を伸ばした。でも なんにも触れなかった。
翌日 八日 日曜日 メールで 昨夜 亡くなったと知らされました。
料亭のおかみ 働き者で姑さんの面倒をよく見て 周囲に気配りを絶やさぬひとでした。
奈良裕之さんやknobさんとコラボして 縄文の神語りを許されたのも 友のおかげです。
縁あって 巡り会えた..... この縁を どうやって つないでゆこうか 思案しました。わたしにできることは 友のような 優しいやり方はできないけれど ひとが生きてゆく 荒波を 渡ってゆく その後押しをすること そして 友が .....ちゃんしかできない語りと 涙し 笑い いっしょに踊った 語りを 続けてゆくこと。
亡くなったあと 友は 幾度か わたしを訪れました。しだいに 気配が 淡くなってゆくのです。 今は まだ 涙..... パヴァーヌを聴きながら ......