遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



友人から 心尽しの びわが届いて むかしのことを 思い出した。

食べたい一心で 瓦屋根の端に座って 捥いでは食べた、落ちる恐怖と美味いもの食べたさがせめぎあって ゾクゾクした。丸い種は ポンポン庭へ投げ捨てた。
それで すこしたつと 庭のあちこちから シュ シュシュシュ と 芽が出て ヒョロヒョロした か細い びわの木の赤ちゃんが 天をめざす。でも20センチ以上には育たなくて … 消えてしまう。今 覚えば うちの留守番をしていた おばちゃんが 引っこ抜いていたのかも知れなかった。

昨年の今ごろ 夫が 末期癌を宣告されたとき 色々調べて びわが癌に効くと知って ビワの種子を粉末にしたものを買った。手術も放射線治療も 抗ガン剤も 使えないと 医者から言われ それはそれなりにホッとしたのだが……なぜかといえば 抗ガン剤は 使いたくないし 放射線療法も できることなら 避けたかったし するかしないか 選択を迫られたときの葛藤は思うだに 辛いことだから 自分なら しなくても 夫は命を少しでも永らえることなら 医者の言いなりになるに違いなかった…… しかし 妻として それまでとあきらめることはできなかった。

それで できることは なんでもしようとした そのひとつが びわの実の粉だったのだ。びわの実は 焼酎につければ 虫刺されに つけることもできるし 葉っぱは お茶になり 温灸にも使えるのだった。もうひとつの手立てとして 大学病院の医師に 手紙を書き 夫は 命がけの検査に臨み さいわい 癌ではなかった。

そのとき はっきりわかったのは 医師には信頼に足る医師と そうでない医師がいるということ。少なくともセカンドオピニオン サードオピニオンは 必要だということ。患者のデータは 患者自身のものであり 患者が ストレス無く 自由に使うことが できないのは おかしいということ。

医者にすべてを委ねず 薬に頼らず 生きてゆくには 学ぶこと 知ること 努力が 行動が 必要だということ。自分の 家族の たいせつな 命は 自分の手で 守るしかない。

庭にたわわに実った 夏ミカンの酵素を 飲みだしてから たしかに 体調がよくなった。腸内の細菌の 構成が変化してきたようである。 もう 梅がおちはじめている。 こんどは梅の番だ。庭のグミも びわも 憎き カラスが食い尽くしてしまったが …… ハナの仔を 喰われてから カラスは永遠の敵である。…… さしもの カラスも 酸っぱいものは 苦手と見えて 夏ミカンにも 梅にも 手を出さない。

この記事を読むみなさんは もののわかった方々で 言うまでもないと思うが 全てのことについて 例えば 政府のいうこと N HK 新聞 ネット記事 このブログ も含め ご自分で 調べ 直観を信じて 行動なさることを おすすめします。




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