一日一言
一栄一落(いちえいいちらく)
春には草木に花が咲き、秋になれば
葉が落ちてしまう自然の情景を示した
言葉で、人の世もこれと同じく栄えたと
思うとすぐに没落すると言うことのたと
えに用いる。
★歴史上でも藤原一族の一栄一落は
余りにも華やかであり儚かった。
類語:栄枯盛衰
4月より咲いている花「月桂樹」
開花時期は、 4/15頃~ 4/ 末頃。
・別名 「ローリエ」「ローレル」。
・南ヨーロッパ原産。
・枝に沿って黄色い花をびっしりつける。
・カレーやシチュー等に使われるハーブの一種。
乾燥させた葉を香料として使う。
・葉っぱは、譲葉(ゆずりは)に似ている。
・古代ギリシャでは、
太陽神アポロンの木とされていた。
・イギリスでは16世紀頃から、優れた詩人に対して、
月桂樹にちなんだ特別な称号が与えられた。
・月に見える「もちつきをしているウサギ」は、
中国では「大きな桂(けい:銀木犀(ぎんもくせい))
の樹を切る男の姿」に見える。日本に渡来した際に、
香りのいい木だったので、上記の香りのいい「桂」の
中国での言い伝えから「月・桂・樹」の名がつけられた。
・筆者の実家の月桂樹には
いつもアゲハ蝶の幼虫(芋虫)がいた。
葉っぱがおいしいのかな? 月桂冠は美味しいがね・・・
(季節の花300より)