忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)
「回心④」
父の非業な死に際しても、葬式の間も一滴の涙も見せなかった母は、
その後はそれまでにも増して厳しい躾を子供たちにかけようとし、
私の中には激しい反抗心が育っていきました。戦争が始まり、長兄
は海軍に、次兄は陸軍に取られ母にしてみたら辛い日々をだったと
思うのです。かっての陸軍大将夫人が、なりふりかまわず家庭菜園
に精を出し、バケツリレー、食料の買い出し等に走り回る姿を見て、
ありがたく思うどころか、私はうとましく思い、軽蔑さえ感じる
有様でした。
================================
5月より咲いていた花「雪の下(ゆきのした)」
開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。
・花びらのうち、
下向きの2枚が長い。
・葉の表には
葉脈に沿って白い斑がある。
・名前は、雪のような
白い花をかぶって
その下に緑の葉を広げるから。
白い舌状の花の形から
「雪の舌」、
それが転じて「雪の下」、
との説もある。
・漢名は「虎耳草」。
まだらで毛のある
丸い葉っぱにちなむ。
・葉はいろいろ使える。
けがをしたらこの葉を
火にあぶって患部に貼ると
効き目がある。
(昔からやけどなどの
貼り薬(もんだ葉っぱ)、
中耳炎やひきつけの薬
(しぼり汁)として
重宝された。)
また、天ぷらにしてもおいしい。
(花は食べない)
(季節の花300より)
「回心④」
父の非業な死に際しても、葬式の間も一滴の涙も見せなかった母は、
その後はそれまでにも増して厳しい躾を子供たちにかけようとし、
私の中には激しい反抗心が育っていきました。戦争が始まり、長兄
は海軍に、次兄は陸軍に取られ母にしてみたら辛い日々をだったと
思うのです。かっての陸軍大将夫人が、なりふりかまわず家庭菜園
に精を出し、バケツリレー、食料の買い出し等に走り回る姿を見て、
ありがたく思うどころか、私はうとましく思い、軽蔑さえ感じる
有様でした。
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5月より咲いていた花「雪の下(ゆきのした)」
開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。
・花びらのうち、
下向きの2枚が長い。
・葉の表には
葉脈に沿って白い斑がある。
・名前は、雪のような
白い花をかぶって
その下に緑の葉を広げるから。
白い舌状の花の形から
「雪の舌」、
それが転じて「雪の下」、
との説もある。
・漢名は「虎耳草」。
まだらで毛のある
丸い葉っぱにちなむ。
・葉はいろいろ使える。
けがをしたらこの葉を
火にあぶって患部に貼ると
効き目がある。
(昔からやけどなどの
貼り薬(もんだ葉っぱ)、
中耳炎やひきつけの薬
(しぼり汁)として
重宝された。)
また、天ぷらにしてもおいしい。
(花は食べない)
(季節の花300より)