季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「露(つゆ)草」

2018-07-09 04:52:00 | 暮らし
名言名句(296)

「頭角(とうかく)を見(あら)わす」『韓 愈(かんゆ)』

学識、才能が多くの人に際立って目立つことで、よく使われることばです。

自分の適材適所を常に考えているサラリーマンは、ゴマンといます。現代

企業のあり方は、個人の適応性を考慮してその配置を決めることが大勢の

ようですが、全てがそうであるとはいいきれないようです。会社のあらゆ

る職種を経験させて、何でもできる万能選手としての企業マン養成を目標

にしている会社も数多くあります。問題は、自分に向いている職種ではめ

きめきと頭角をあたわすことが出来るが、そうでない場合は、毎日会社へ

出勤するのが憂鬱にになるに違いないことです。果ては自己嫌悪に陥り、

ノイローゼになりかねません。

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6月から咲いている花「露(つゆ)草」

開花時期は、 6/ 5 ~ 10/末頃。
・名前は”露を帯びた草”からくる。
 朝露を受けて咲き始める。
 午後になるとしぼんでくる。

・雑草っぽいが
 美しい青色の花。

・花は3枚あり、
 うち2枚は青で大きく、
 残り1枚は白で小さい。
 この形、なんとなく
 「ミッキーマウス」に似ている♪
 (参考)ミッキーマウスの木


・別名
 「蛍草」(ほたるぐさ)
   蛍を飼うとき
   籠にこの草を入れるから。

 「藍花」(あいばな)
 「青花」(あおばな)
   花で布を染めたから。

 「移草」(うつしぐさ)

 「月草」(つきくさ)
 「鴨頭草」(つきくさ)
   青色の花で
   紙や布をつき染めた。
   京都の友禅染めの下絵に
   使われる。

 「縹草」(はなだぐさ)

 「帽子花」(ぼうしばな)
   花を包んでいる
   苞(ほう)の形から。

 いっぱいありますね。


・「朝露に
  咲きすさびたる
  鴨頭草(つきくさ)の
  日暮るるなへに
  消(け)ぬべく思ほゆ」
  (鴨頭草=露草)
   万葉集

 「月草に
  衣は摺(す)らむ 朝露に
  濡れての後(のち)は
  移ろひぬとも」
   万葉集 


(季節の花300より)



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