季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「禊萩 (みそはぎ)」

2018-07-30 04:45:07 | 暮らし
名言名句(317)

「人間万事塞翁が馬」『煕晦機(きかいき)』

人の世の吉凶禍福は計り知ることのできないものであるから、

禍を憂えたり、福を喜んだりするにはあたらない、ことをい

います。「人間万事塞翁が馬」は、元の僧である煕晦機の詩

の中に出て来る詩句ですが、「塞翁が馬」という言葉は、

「淮南子」の人間訓(じんかんくん)篇の話から出たもので

す。辺境の砦近くに住むうらないが上手な老人の飼っていた

馬が胡の地へ行ってしまいました。ところが、数カ月すると、

その馬が胡の名馬を連れて帰ってきました。人々はこれを羨

みましたが、老人は、禍に転じないとは限らないと答えたと

ころ、果たして、老人の予言通り、その名馬に乗った老人の

息子が落馬して、股の骨を折りました。(続く)


歳時記

土用丑の日

7月30日は土用二の丑の日である。
 
うなぎ、梅干し、瓜、うどんなど「う」のついた食べ物

土用の丑の日のうなぎは有名ですが、昔からこの日に

「う」のつくものを食べると病気にならないといわれて

きました。

例えば「梅干し」「瓜」「うどん」など。いずれも、食

が細くなる夏に食べやすいものですね。このような言い

伝えは先人たちのありがたいアドバイスともいえるわけです。

他にも「土用~」という食べ物があります。


土用餅 土用しじみ 土用卵

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7月から咲く花「禊萩 (みそはぎ)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 8/末頃。
・やや湿ったところに咲く。

・「みそはぎ」は
 「みそぎはぎ」を略したもの。
 「みそぎ」は水を注いで
  悪魔を払うこと。
 「はぎ」は「萩」。

 旧暦のお盆のときに、
 ミソハギの枝を水に
 浸して、仏前の供物に
 禊ぎ(みそぎ)をした。

 長野県などでは、
 お盆の日に、花に水をつけて
 玄関先でおはらいをして
 祖霊を迎える。


・別名
 「盆花(ぼんばな)」
   上記理由から。


★江戸時代までの「8月」は、
 明治以降は「7月」に
 前倒しになったので
  (旧暦→新暦)、
 江戸時代までの
 ”旧暦のお盆(8月中旬)”は
 今だと「7月中旬」に該当する。

 ただ、実際には地域によって
 「7月中旬」のお盆と
 「8月中旬」のお盆がある。
 また、単に「お盆」といえば
 ふつう「8月中旬」のことを指す。

= 8月13日~16日。
  8月13日は「祖霊を迎える日」
  8月15日は「お盆」
  8月16日は「祖霊を送る日」
     (京都、五山の送り火)

(季節の花300より)




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