名言名句(308)
「蟹(かに)は甲に似せて穴を掘る」『毛吹草』
甲とは甲羅のこと。かには、己の住まいの為に、自分の甲羅に
ふさわしい大きさの穴を掘る、ということから、人は、自分の
分に応じた行動とか思考をを持つものだ、という意味。
江戸初期の俳人である松本重頼(1602-80)の俳書『毛吹草』
にこの言葉があります。人がこの言葉に接して即座に考えるの
は、自分自身のこれまでの生き方、今現在の生活状態でしょう。
そして気づくことは、「ははあ、自分の持っている度量とか教
養とか資産にふさわしい生き方をしてきたんだなあ」という実
感であり、「それでよかったのだ。現在の生活の安定は、人よ
りも多少劣るかもしれないけれど、これが自分にとって、最も
ぴったりした生活なんだから」と、無理をしなかったこれまで
の人生を道のりをじっくりと振り返り、自分を思わず労りたく
なる気持ちです。
===============================
6月から咲いている花「竹煮草 (たけにぐさ)」
開花時期は、 6/20 ~ 8/10頃。
・山野、荒地などに生える。
・竹と一緒に煮ると
竹が柔らかくなり
細工しやすくなることから
「竹煮草」。
・「竹似草」とも書く。
茎の中が空洞になっていて
竹に似ていることから。
・花は白く、目立たない。
・葉はしわしわ形。
・かなり背が高くなる。
・傷つけると橙色の汁が出てくる。
・別名
「囁草(ささやきぐさ)」
風に揺れて音を出すから。
(季節の花300より)
「蟹(かに)は甲に似せて穴を掘る」『毛吹草』
甲とは甲羅のこと。かには、己の住まいの為に、自分の甲羅に
ふさわしい大きさの穴を掘る、ということから、人は、自分の
分に応じた行動とか思考をを持つものだ、という意味。
江戸初期の俳人である松本重頼(1602-80)の俳書『毛吹草』
にこの言葉があります。人がこの言葉に接して即座に考えるの
は、自分自身のこれまでの生き方、今現在の生活状態でしょう。
そして気づくことは、「ははあ、自分の持っている度量とか教
養とか資産にふさわしい生き方をしてきたんだなあ」という実
感であり、「それでよかったのだ。現在の生活の安定は、人よ
りも多少劣るかもしれないけれど、これが自分にとって、最も
ぴったりした生活なんだから」と、無理をしなかったこれまで
の人生を道のりをじっくりと振り返り、自分を思わず労りたく
なる気持ちです。
===============================
6月から咲いている花「竹煮草 (たけにぐさ)」
開花時期は、 6/20 ~ 8/10頃。
・山野、荒地などに生える。
・竹と一緒に煮ると
竹が柔らかくなり
細工しやすくなることから
「竹煮草」。
・「竹似草」とも書く。
茎の中が空洞になっていて
竹に似ていることから。
・花は白く、目立たない。
・葉はしわしわ形。
・かなり背が高くなる。
・傷つけると橙色の汁が出てくる。
・別名
「囁草(ささやきぐさ)」
風に揺れて音を出すから。
(季節の花300より)