季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「木通 (あけび)」

2019-04-05 04:31:16 | 暮らし
名言名句(583)

「一隅を照らす」『最 澄』

どんなに小さなポジションでも、小さいことに拘泥することなく、

その小さいポジションは、裏返せばとてつもない大きなポジション

になりうると信じることです。いろんな機械の部品を見ても、微小

な部品一つが狂っても、機械全体は作動しなくなります。おのれの

持ち分、ポジションを愛すること、どんな小さな部分、ポジション

であろうと、自分の存在が全体に関わっているという重責を感じる

ことが大切です。

歳時記

清明

4月5日。および穀雨までの期間。

太陽黄径15度春分から数えて15日目頃。

春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という

語を略したもの。

万物が若返り、清々しく明るく美しい季節です。この頃は桜の花が

咲きほこり、お花見のシーズンでもありますね。南の地方では

つばめが渡って来る頃。雨が多い時季で、暖かくなった後に小雨が

降り続いて寒くなったりもします。

沖縄では「清明祭(シーミー)」といって、墓前に親族が集まり、

酒・茶・お重を供えた後、皆でご馳走をいただく習慣があるそうです。
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4月から咲く花「木通 (あけび)」

開花時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。
・つる性植物。

・名前は、実が熟して割れたさまが、
 人の「あくび」に似ていることから
 「あけび」に変化していった。
 また、実は熟してくると
 ぱっくり口をあけたように 
 裂けることから、
 「開け実(あけみ)」
  →「あけび」になった、
 という説もある。

・実の白い中身部分は食べられる。

・春の若菜は、”おひたし”や
 お茶(アケビ茶)に使われる。
・江戸時代は、
 実の中の種子から油を採った。

・薬効   むくみ、利尿
・薬用部位 茎
・生薬名 「木通(もくつう)」。
 漢字の「木通」は、 
 「小水が通じるつるの木」
 からきているらしい。  

・木通の葉は5枚で丸っこく、
 三葉木通の葉は3枚で、
 ふちは波状になっている。

・「通草」とも書く。

(季節の花300より)


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