名言名句(584)
「久かたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらぬ」『紀 友則』
「桜の花の咲いている風景は大好きだが、散り際がいやだね」と、
散る眺めを敬遠する人がいます。生あるものが滅びるという現象は、
それを目にするとき、自分もやがてその運命をたどるのではないか
と思って憂鬱な気分になるものですが、ハラハラと、あるかないか
の風に散っている桜のはなびらを眺めていると、また来年の春まで
この桜がみられるように元気に明るく過ごしたい、という気持ちを
持つことも大事な心構えといえるでしょう。是非、そうしたいもの
です。
=====================
4月から咲く花「郁子 (むべ)」
時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。
・白く反り返った花。
内側はエンジ色。
・秋に木通(アケビ)に似た
実をつける。
色は、緑からだんだん紫に変わる。
あけびのように、
口が開くことはない。
(閉じたまま)
・むべの実は、昔は
「苞苴(おおむべ):
朝廷に献上するもの)」
とされており、
それが変化して
「むべ」の呼び名になった、
とされる。
(季節の花300より)
「久かたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらぬ」『紀 友則』
「桜の花の咲いている風景は大好きだが、散り際がいやだね」と、
散る眺めを敬遠する人がいます。生あるものが滅びるという現象は、
それを目にするとき、自分もやがてその運命をたどるのではないか
と思って憂鬱な気分になるものですが、ハラハラと、あるかないか
の風に散っている桜のはなびらを眺めていると、また来年の春まで
この桜がみられるように元気に明るく過ごしたい、という気持ちを
持つことも大事な心構えといえるでしょう。是非、そうしたいもの
です。
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4月から咲く花「郁子 (むべ)」
時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。
・白く反り返った花。
内側はエンジ色。
・秋に木通(アケビ)に似た
実をつける。
色は、緑からだんだん紫に変わる。
あけびのように、
口が開くことはない。
(閉じたまま)
・むべの実は、昔は
「苞苴(おおむべ):
朝廷に献上するもの)」
とされており、
それが変化して
「むべ」の呼び名になった、
とされる。
(季節の花300より)