人生日訓(751)
「仕事の中に自分の人柄をみがき上げる」
人間は自分の人格を磨くために何もわざわざ山の中に入って孤独の中
に自分の性格を磨く必要はない。自分の毎日の職業に忠実に、真剣に
取り組んでいれば、仕事の方から我々の人格を磨いてくれるのであ
る。泥のついた芋がこすっている間に双方お互いが綺麗になるよう
に、儲け仕事をしているうちに、儲け心をさえすり落してくれるほど
に、お互いの人柄が磨きだされてくるものである。
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8月から咲く花「芙蓉 (ふよう)」
開花時期は、 8/ 1 ~ 10/ 5頃。 ・ピンク色の大型の花。 枯れたあとの姿も印象的 (”枯れ芙蓉”)。 ・昔から、「美しい人のたとえ」に 用いられている花で、 美しくしとやかな顔立ちのことを 「芙蓉の顔」という。 ・「酔芙蓉(すいふよう)」 芙蓉とほとんど同じ形の花だが、 朝に開花したときは白花で、 夕方になるにつれて だんだん赤くなるという、 とてもおもしろい花。 ”酔っぱらって赤くなった” とのことで この名前になったらしい。 ピンク色の「芙蓉」を 夕方に見ただけだと ふつうの「芙蓉」と「酔芙蓉」は 見分けがつきにくいが、 朝、白かった花が 夕方ピンク色になっていれば、 それは「酔芙蓉」かもしれない。 「酔芙蓉」写真は上記「写真集」で。 ・「反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな」 夏目漱石 「草とって 芙蓉明らかに なりにけり」 河東碧梧桐 (かわひがしへきごとう) 「白き芙蓉 あかき芙蓉と かさなりて 児のゆく空に 秋の雨ふる」 与謝野鉄幹 (よさのてっかん)
(花図鑑より)
(花図鑑より)