人生日訓(774)
「君子の過つやみなきれを見る」
子貢という孔子の弟子の言葉である。我々平凡な人間共はこせこせと悪いこと
をする。人目を忍んで悪事をやらかすものである。はらはらしながら、他人に
見つかっては大変と、おどおどしながら、心配しながら過失を犯している。従
って失敗も人目につかず、その改めたことも人に気づかない。万一、人に見つ
かると、あれこれと言葉を飾って言い訳するのである。君子の過失の場合に引
き比べて、誠にけちくさいやり方である。そこえ行くと、君子の過失は正々
堂々とおおぴらである。いかにも胸のすくようなやりかたdせある。羨ましい
ことである。恥ずかしい次第である。
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8月に咲いている花「犬蓼 (いぬたで)」
開花時期は、 7/15 ~ 10/25頃。 ・辛味がなく食べられない蓼、 の意味。 「犬」がつくものには 食用にならない、の 意味をもつものが多い。 犬胡麻(いぬごま) 犬芥子(いぬがらし) 犬薺(いぬなずな) 犬稗(いぬひえ) 犬蕨(いぬわらび)、など。 ・別名 「赤まんま」(赤飯)。 まさにそのとおり。 つぶつぶの花です。 ・「わが屋戸の 穂蓼(ほたで) 古幹(ふるから) 摘み生(おほ)し 実になるまでに 君をし待たむ」 万葉集 作者不詳
(花図鑑より)