人生日訓(764)
「時間は生命である」
何年生きているということは時間の総体を示している。従って人間
の生命は時計の秒針のように刻々と動き、移り、流れている。時間
は、一刻も人間を待っていてはくれない。又二度とは生まれてこれ
ぬこの人生である。あまり長くは生きておれぬお互いの生命である。
寸分を惜しんで人生を充実してゆきたいものだ。時間を生かして使
う人が立派な人柄である。釈迦のことを弟子達が「知時者」と敬称
しているのも面白い。
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8月に咲いている花「朝顔 (あさがお)」
開花時期は、 7/ 1 ~ 10/10頃。 ・中国原産。 平安時代に日本に渡来した。 ・日没してから 約10時間後に開花する。 (夏の日没が18:00頃だとすると、 翌日早朝4:00頃から咲き出す♪) ・夏から秋まで長い間咲き続ける。 ・さまざまな色で楽しませてくれる。 ・夏は全国各地で 「朝顔市」が開かれる。 東京では、台東区入谷(いりや)の 「朝顔市」が有名。 (毎年7月6、7、8日) (参考→) ほおずき市 ・園芸店などで売られている 鉢植えは、 「行灯(あんどん)づくり」 がほとんど。 (竹やプラスチック製の 輪がついた支柱に つるをからませて 花を咲かせる方法) ・「朝顔 = 朝の美女」 の意味らしい。 ・古代の中国では 朝顔は高価な薬で、 牛と取引されたほどの ものだったので 漢名の「牽牛(けんぎゅう)」 はそれにちなむ。 (牽牛子(けんごし) と呼ばれていた) 今でも漢方では 種子を下剤や利尿剤に使う。 ・「西洋朝顔」の花は ふつうの朝顔によく似ている。 葉っぱには毛がなく 葉の形も異なる。 「ヘブンリーブルー」 などの品種が有名。 ・8月4日の誕生花(朝顔) ・花言葉は 「愛情、平静」(朝顔) ・「朝顔や 釣瓶(つるべ)とられて もらひ水」 (または「朝顔に ~」) 加賀千代女(かがのちよじょ) 「朝顔や 客が好みの 立ち話」 水原秋桜子 「暁(あかつき)の 紺朝顔や 星一つ」 高浜虚子
(花図鑑より)