季節の花と言葉の花束

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季節の花「アケビ [通草]」

2023-05-06 04:45:38 | 暮らし
一日一名言(234)

わたしはわらっていた。けれども泣きはらした目ぶたからは、

笑うたびに涙がこぼれるのだった   『初恋』

永遠の芽作『初恋』。冒頭はあこがれの女性、ジナイーダの残酷な秘密をしっ

た十六歳の主人公、ウラジーミルの心情を描いた終盤のシーンだ。作者である

ロシアの文豪、ツルゲーネフをいち早く日本に紹介したのは言文一致小説の

旗手、二葉亭四迷。

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5月に咲いている花「アケビ [通草]」

花の特徴 雌雄同株である。 花弁はなく、3枚の花弁のように見えるのは萼片である。 雌花には雌しべ、雄花には雄しべがある。

葉の特徴 葉は小葉5枚からなる手のひら状の複葉である。 小葉は楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。

実の特徴 果実は長楕円形の裂開果で、秋に熟すと縦に裂け、中から白い果肉と種子が現れる。 白い中身は食べられる。

その他 漢字では「木通」とも書く。 茎の部分は利尿作用があり、木通(もくつう)の名で生薬として用いる。 また、蔓は籠などの細工物に用いられる。 名の由来は「開け実」が転訛したといわれるが、他にも説がある。 俳句では、「あけび」が秋の季語、「あけびの花」が春の季語である。

(花図鑑より) 
        


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