一日一名言(255)
もっと真実に喰い入りたい、もっと深くなりたい、現在のようでは
どうしてもいけない
四年半を過ごした、愛蔵の故郷、信州をあとにした。前日に二十六歳になった
ばかりの相馬黒光は、大きな転機にいた。当時、身心とも疲労の極にあった
彼女を支えたのは、冒頭の一念だっただろう。
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5月に咲いている花「イロハカエデ(イロハモミジ) [いろは楓]」
花の特徴 若葉の展開と合わせて、柄のある小さな花を下向きにつける。 花は雄花と両性花が交じるが、両性花の数は少ない。 萼片は暗い紫色を帯びており、5枚ある。 花弁は黄緑色で萼片よりも短く、やはり5枚ある。 雄しべは8本ある。
葉の特徴 葉は向かい合って生え(対生)、手のひら状に5つから7つに深く裂ける。 裂片には不規則なぎざぎざ(鋸歯)があり、先が長く伸びる。 この裂片を「いろはにほ」と数えたというのが名の由来である。
実の特徴 花の後につく実は翼果(翼のある実)である。
この花について 秋の紅葉が美しい。
その他 別名をイロハモミジ、タカオカエデともいう。 タカオカエデは京都の高雄に多いことからきている。 俳句では「紅葉」が秋の季語である。 属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語に由来する。 種小名の palmatum は「手のひら状の」という意味である。
(花図鑑より)
