季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花 「イヌビワ [犬枇杷]」

2023-05-25 04:38:22 | 暮らし
 一日一名言(253)

上様、先手組が来ましたぞ。勝って勝鬨を! /槍が勘助の

脇腹を差した   井上靖 『風林火山』

対峙するのは戦国の両雄、上杉謙信と武田信玄。つごう四度目、そして最も

激しい合戦が、夜明けからまもなくはじまった。

そして冒頭のように伝説の軍師、山本勘助も・・・・・。

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5月に実をつけている果樹「イヌビワ [犬枇杷]」

花の特徴 雌雄異株である。 花は果実状で、花は外からは見えない集合花となっている。 イチジク属に見られる花序で、隠頭花序と呼ばれている。

葉の特徴 葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。 葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は灰白色を帯びる。

実の特徴 結実期は9~12月である。 実は秋に熟すると濃い紫色になる。 このような果実はイチジク状果と呼ばれる。 植物では「犬」の文字は「食べられない」という意味でつけられるものが多いが、このイヌビワは熟すと食べられる。 食感はイチジクに似ているという。 なお、食用とする部分は果肉ではなく、花托といわれる部分である。

この花について 枝を傷つけると白い乳液がでる。

その他 和名の由来は、果実がビワに似ているが味は劣るというところからきている。 属名の Ficus はイチジクを意味するラテン語である。 種小名の erecta は「直立した」という意味である。 

(花図鑑より)

         

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