一日一名言(253)
上様、先手組が来ましたぞ。勝って勝鬨を! /槍が勘助の
脇腹を差した 井上靖 『風林火山』
対峙するのは戦国の両雄、上杉謙信と武田信玄。つごう四度目、そして最も
激しい合戦が、夜明けからまもなくはじまった。
そして冒頭のように伝説の軍師、山本勘助も・・・・・。
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5月に実をつけている果樹「イヌビワ [犬枇杷]」
花の特徴 雌雄異株である。 花は果実状で、花は外からは見えない集合花となっている。 イチジク属に見られる花序で、隠頭花序と呼ばれている。
葉の特徴 葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。 葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は灰白色を帯びる。
実の特徴 結実期は9~12月である。 実は秋に熟すると濃い紫色になる。 このような果実はイチジク状果と呼ばれる。 植物では「犬」の文字は「食べられない」という意味でつけられるものが多いが、このイヌビワは熟すと食べられる。 食感はイチジクに似ているという。 なお、食用とする部分は果肉ではなく、花托といわれる部分である。
この花について 枝を傷つけると白い乳液がでる。
その他 和名の由来は、果実がビワに似ているが味は劣るというところからきている。 属名の Ficus はイチジクを意味するラテン語である。 種小名の erecta は「直立した」という意味である。
(花図鑑より)