一日一名言(252)
今、どうにも避けようもない禍が襲ってこようとしている。
ここでただ黙って滅ぼすわけにはゆかぬ
冒頭は『日本書紀』の国語訳。天智天皇が没したあと、その皇子、大友皇子と
皇位継承を争った「壬申の乱」(672年)に臨むときの言葉である。
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5月に咲いている花「イチハツ [一初]」
花の特徴茎先に花径10センチくらいの青紫色の花をつける。 外側の大きい花びら(外花被)には、つけ根の部分から真ん中にかけて、鶏の鶏冠のような白い襞がある。 これが仲間と区別するポイントになる。 雄しべは3本である。 花柱(雌しべの一部で柱頭と子房とをつなぐ部分)は3つに分かれる
葉の特徴 根際から生える葉は艶のない剣状である。 アヤメに比べると葉の横幅が広くて短い。
実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)
その他 アヤメの仲間の中で一番早く花をつけることから「一初」の名がついたという。 根は民間薬で鳶尾根(えんびこん)といい、吐剤や下痢とされる。 俳句では、「一八」や「鳶尾草」が夏の季語である。 属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。 種小名の tectorum は「屋根の」という意味である。魔よけとしてかやぶき屋根に植えらた。
(花図鑑より)