季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「夏椿」

2013-07-26 05:02:06 | インポート

一日一言

しかるときは

そのような時には、という意味で、

前の事柄をはっきり確認・限定し

た上で、後の事柄を続ける場合に

用いる。

★子供が悪さをした場合、しかるときは

いきなり叱るより、理由を教えて諭す方

が効果が有る。


6月から咲いていた花「夏椿」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/10頃。
 「椿」の名だが、
 梅雨の頃に開花する。
・すっきりした白色のきれいな花。
 5枚の花びらの縁(ふち)には、
 こまかいギザギザあり。

・花の形が椿によく似ていて、
 夏に開花することから「夏椿」。
・幹はすべすべしている。

・お寺によく植えられている。

・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」
 と呼ばれることもあるが、
 お釈迦(しゃか)様が
 亡くなったときに
 近くに生えていたことで有名な
 「沙羅双樹」は、
 全く別の熱帯樹のこと。
 「沙羅双樹」は
 日本の風土では育たない。

 では、なぜ夏椿が
 この「沙羅双樹」に
 間違われたのか・・・。
 昔、ある僧侶が、
 「仏教にゆかりのある沙羅双樹の
  樹は、日本にもきっとあるはず」
 と、
 山に入っていろいろ探したところ、
 夏椿の木を見て
 「これが沙羅双樹だ♪」
 と思い込み、
 それを広めたため、
 との説がある。
 (ちなみに、釈迦が悟りを
  開いたことで有名な木は 
  「インド菩提樹」)


・別名
 「沙羅の木」(しゃらのき)。
   沙羅双樹とまちがえたため
   この別名がついた。
(季節の花300より)


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季節の花「苦参 (くらら)」

2013-07-25 05:36:09 | インポート

一日一言

しかりしこうして

その通りである、そこで、という意味で、

前の事柄を確認した上で後の事柄に続

ける場合に用いる。「しかりしかして」とも

言う。

★それは正論である、しかりしこうして即刻

実行すべきである。


6月に咲いていた花「苦参 (くらら)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 6/20頃。
・根の汁をなめると
 目が”くらくら”するほど
 苦いことから「くらら」。
 漢字の「苦参」は漢名から。
 「眩草」とも書く。

・葉、根は薬になる。
 漢方では
 「苦参(くじん)」といい、
 止血、健胃、駆虫剤として
 使われる。
(季節の花300より)


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季節の花「紫御殿」

2013-07-24 05:10:02 | インポート

一日一言

しからんずば

そうでなければ、という意味で、

前の事柄を否定の形で仮定した

上で、後の事柄をそれに続ける

場合に用いる。「しからずば」の

変化した語。

★「進むべきかしからんずば死か」


6月から咲いている花「紫御殿」

開花時期は、 6/ 1 ~ 11/末頃。
・原産地メキシコ地方。
・葉が全面的に紫で、花も紫。
 紫づくめ。
 名前もそこから来たのでしょう。
 けっこう長いあいだ咲いている。

・別名
 「パープルハート」
   (紫の”ハート”)
 「セトクレアセア」
   (旧学名の属名)
(季節の花300より)


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季節の花「百合」

2013-07-23 04:38:06 | インポート

一日一言

自家薬籠中(じかやくろうちゅう)の物

「薬籠」は、薬箱の事。日頃使っている

薬箱の中の薬という意味から、その時

々に応じて自由に利用できる物、また、

自分に思い通りになる物をたとえて言う

場合に用いる。

★かの経営者は、B社を買収して、自家

薬籠中の物としているようだ。


6月から咲いている花「百合」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/末頃。
 いろいろ種類があり、
 開花時期もそれぞれ
 少しずつちがうが、
 だいたい上記のような
 ところでしょう。
 「カサブランカ」とか
 いろいろありますね。
・中国と日本は、
 百合の宝庫といわれている。


・欧米では百合は格別に好まれ、
 日本の百合を外国に紹介したのは
 江戸末期に来たシーボルトだが、
 持ち帰った百合の球根が、
 ロンドンでは
 高値で競売されたらしい。
・フランス、
 リヒテンシュタインの国花。


・ケルト語で「百合」は
 ”白い花”の意味をもつ。
・細い茎に大きな花がつくので
 風に揺れることから 
 「ゆる(揺)」、
 それが変化して
 「ゆり」になった。
 漢字の「百合」は漢名からで
 葉や鱗茎(りんけい)が
 多数重なり合うことから。

・地中の球根のところは
 「ユリ根(ゆりね)」と
 呼ばれ、食用になる。


・「立てば芍薬

  座れば牡丹

  歩く姿は百合の花」

  ”シャクヤクのように
   風情があり、
   牡丹のように華麗で、
   百合のように清楚”
   という、
  女性の美しさを
  形容することば。


・神奈川県の県花(山百合)
・3月12日、
 4月28日の誕生花
    (透かし百合)
 6月27日の誕生花(姫百合)
 6月30日の誕生花(山百合)
 7月15日の誕生花(笹百合)
 7月31日の誕生花(百合)
 8月30日の誕生花(鬼百合)
 10月12日の誕生花
         (鉄砲百合)
 11月6日の誕生花
       (カサブランカ)


・花言葉は
 「注目を浴びる、子としての愛」
        (透かし百合)
 「強いから美しい」(姫百合)
 「威厳、甘美」(山百合)
 「稀少、珍しい」(笹百合)
 「貴重な、稀少」(百合)
 「賢者」(鬼百合)
 「純潔、甘美、威厳」
        (鉄砲百合)
 「威厳、高貴、偉大」
      (カサブランカ)


・「夏の野の
  繁みに咲ける 姫百合の
  知らえぬ恋は
  苦しきものそ」
   万葉集
   大伴坂上郎女
   (おおともの
    さかのうえのいらつめ)

 「道のへの
  草深(くさふか)百合の
  花咲(え)みに
  咲(え)みしがからに
  妻といふべしや」
   万葉集

 「あぶら火の
  光に見ゆる
  わが蔓(かずら)
  さ百合の花の
  笑(え)まはしきかも」
   大伴家持

 「忘れ草
  わが紐(ひも)につく
  香具山の
  故(ふ)りにし里を
  忘れむがため」
   (忘れ草=萱草)
   万葉集 大伴旅人

 「忘れ草
  わが紐(ひも)につく
  時と無く
  思い渡れば
  生けりとも無し」
   万葉集

 「筑波嶺(つくばね)の
  さ百合の花の
  夜床(ゆとこ)にも
  愛(かな)しけ妹(いも)そ
  昼も愛(かな)しけ」
   万葉集
   大舎人部千文
   (おおとねりべのちふみ)

 「かたぶきて
  たてるを見れば 人しれず
  物をや思ふ 姫ゆりの花」
   香川景樹(かがわかげき)
(季節の花300より)




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季節の花「小紫(こむらさき)の実」

2013-07-22 05:16:22 | インポート

一日一言

屍(しかばね)に鞭打つ

死んでしまった人を更に鞭で打つという

意味から転じて、死んだ人の悪口を言う

場合のたとえとして用いる。また、ひどく

残酷なことをするという場合にも用いる。

★かれは生前あまりのも悪いことはした

が、もう罪を償って死んだからには、屍に

鞭打つことはしたくない。

歳時記

土用の丑

土用とは本来、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を

いいますが、今では立秋の前だけを土用と呼ぶのが

普通です。この期間は、ちょうど大暑の少し前から終

わりまでの「暑中」にあたります。

土用の最初の日を土用の入りといい、だいたい7月の

20日頃になります。

この土用の間の丑の日は「うの字」のつくものを食べる

習慣があります。うどん・梅干・うり・うなぎなど、地域に

よってさまざまですが、いずれも夏の疲労をとり、夏痩せ

を防ぐというのが目的のようです。

また、その年漬けた梅干の土用干しも、この頃に行います。


6月から咲いている花「小紫(こむらさき)の実」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/15頃。
・紫色のきれいな実をつける。
・根元に近い方から順次開花し
 先端に咲き向かう。
 それを追うように実をつけていく。
 実は、緑色から紫色に変わる。

・小紫は紫式部を小さくしたもの
 なのでこの名前になった。
 小さいが、実のつきかたがいいので
 花屋さんでは
 紫式部より人気が高い。

 紫式部
   やや大型(背が高い)。
   実も大きめ。
   実は比較的バラバラにつける。
   花の柄の根元と
   葉っぱの柄の根元が
   ほぼ同じところについている。
 小紫
   やや小型(背が低い)。
   実も小さめ。
   実は枝に沿って
   かたまるようにつける。
   花の柄の根元と
   葉っぱの柄の根元が
   ちょっとズレたところにつく。
(季節の花300より)




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