忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)
「落ち着き④」
歳を取ることは変えられない現実として心静かに
受け止めるとして、変えられることもあるのです。
それは「私自身」です。すっかり傷んでしまった
部品、自分の目や耳、それらに腹をたてることなく
「長い間、ご苦労さま」といわわる、優しい自分に
変わること。思うままにならないことにイライラせず、
謙虚に他人(ひと)さまのお世話になって、感謝する
自分に変わること。これには勇気が必要な時がある
ものです。
歳時記
穀雨
4月20日。および立夏までの期間。
太陽黄径30度 清明から数えて15日目頃。
春季の最後の節気。
春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、
雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。
この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが、
穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が
降りることもなくなる」という言葉があるように、
南の地方ではトンボが飛び始め、冬服やストーブとも
完全に別れる季節です。
変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも
強まってきます。
昔から、この日を田植えの準備をする目安にしているようです。
穀雨が終わる頃に八十八夜を迎えます。
=============================
4月から咲く花「母子草(ははこぐさ)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 5/末頃。
(3月以前に咲きだすものも
ときどき見かける)
・春の七草のひとつ。
(春の七草では
「御形(ごぎょう、または、
おぎょう)」と呼ぶ。)
・柔らかいうす緑色の葉の先に、
黄色の花が
つぶつぶになってかたまって咲く。
・名前は「母」と「子」の
人形(ひとがた)に由来する、
との説がある。
・昔は草餅の材料だったが、
明治の頃から次第に
「蓬(よもぎ)」が
材料にされるようになった。
・別名
「ほうこぐさ」
茎も葉も白い細かな毛に
おおわれているために
「ほうけた」ように
見えるところから。
・「老いて尚
なつかしき名の 母子草」
高浜虚子
(季節の花300より)
「落ち着き④」
歳を取ることは変えられない現実として心静かに
受け止めるとして、変えられることもあるのです。
それは「私自身」です。すっかり傷んでしまった
部品、自分の目や耳、それらに腹をたてることなく
「長い間、ご苦労さま」といわわる、優しい自分に
変わること。思うままにならないことにイライラせず、
謙虚に他人(ひと)さまのお世話になって、感謝する
自分に変わること。これには勇気が必要な時がある
ものです。
歳時記
穀雨
4月20日。および立夏までの期間。
太陽黄径30度 清明から数えて15日目頃。
春季の最後の節気。
春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、
雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。
この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが、
穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が
降りることもなくなる」という言葉があるように、
南の地方ではトンボが飛び始め、冬服やストーブとも
完全に別れる季節です。
変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも
強まってきます。
昔から、この日を田植えの準備をする目安にしているようです。
穀雨が終わる頃に八十八夜を迎えます。
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4月から咲く花「母子草(ははこぐさ)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 5/末頃。
(3月以前に咲きだすものも
ときどき見かける)
・春の七草のひとつ。
(春の七草では
「御形(ごぎょう、または、
おぎょう)」と呼ぶ。)
・柔らかいうす緑色の葉の先に、
黄色の花が
つぶつぶになってかたまって咲く。
・名前は「母」と「子」の
人形(ひとがた)に由来する、
との説がある。
・昔は草餅の材料だったが、
明治の頃から次第に
「蓬(よもぎ)」が
材料にされるようになった。
・別名
「ほうこぐさ」
茎も葉も白い細かな毛に
おおわれているために
「ほうけた」ように
見えるところから。
・「老いて尚
なつかしき名の 母子草」
高浜虚子
(季節の花300より)