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写真はウインブルドン名物のストロベリー&クリーム。冷たくてさっぱりしていて、おいしい紅茶にあいそう。
【スタジアムの中心とクラブの一角】
いったい、どんな会場なのか、と行ってみるとセンターコートはまるで今の千駄ヶ谷のオリンピックスタジアム並みの立派な建物、次に№1、№2、№3コートがそれぞれ散らばってスタジアムで囲われたりしていて、おいそれとは中をうかがうことができません。それらのコートを見学するには人気チケットを入手する必要があります。
でもそれ以外にもコートはたくさんありました(正確には15)。そして、それらは見放題。たとえばセンターコートの横に8面コートが2×4列でならんでいて、一見するとどこかのテニスクラブの練習場のよう。ですが、いずれも真剣勝負で鋭い玉の応酬が続いていました。こういう様子を観客も通る通路からも全部、見渡せるのです。コートが芝という以外に特別感はなし。これもウインブルドン選手権なのです。近くを通るときは私たちも大きな物音を立てずに通ろう、という気構えに自然となりました。
改めてセンターコートに立つ、というのは特別なことなんだ、と実感できます。日本で衛星中継だけでは伺いにくい頂点、ということがたくさんのコートを見ていると実感できるのです。現地に足を運だからこそ味わえる醍醐味を感じつつ、時折、ワッと歓声があがるセンターコートの歓声と拍手をBGMに、目の前の無名の選手たちの試合を同時並行で見ていると、やがて、おなかが空いてきました。
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№1コートスタジアム周辺にはバーなどの飲食店が並んでいた。
【ストロベリー&クリーム】
お昼は№1コートの大きなスタジアムの一階にあるフードビレッジに行きました。そこでは降り注ぐ日差しの中、みながリラックスして思い思いの時を過ごしていました。
食べ物は社員食堂のように並びながら、冷蔵庫に入ったものを取って、最後にビールやソフトドリンクを注文して使い捨てのコップに注がれたものを持って、お会計、というシステムです。
サンドイッチやサラダ、ポップコーンやポテトチップスなど。あまり迷いようがない定番メニューが並んでいます。私はビールとイチゴの生クリーム添え(KENTISH STRAWBERRIES AND CREAM)を頼みました。イチゴといっても、日本のものとは違い、ちょっと酸っぱめのいかにもベリー。それに乳脂肪分たっぷりで甘さ控えめのクリームが載っただけの飾り気のないデザートです。容赦ない陽射しの中だと、揚げ物よりもは食べやすい気がしました。ウインブルドン名物ということで、多くの人が食べていました。
フードビレッジの近くには救護室もきれいなトイレも、なんと薬局もありました。のちほど詳述しますが、ロンドンに来て以降、悩んでいた肌荒れに効いたのが、ここで買ったニベア。慣れたものが一番です。さすが、国際テニスの大会の薬局。必要最小限の間違いのない製品が並んでいました。
※次週の更新はお休みします。冬と春が交互にきて、気温差が容赦ない日々ですが、どうぞ、みなさまお健やかにお過ごしください。
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