☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

大雪山黒岳1984〜お鉢平展望台 2022/8/18

2022-08-20 14:26:00 | 山・散歩・ジョギング
十勝岳縦走登山で挫いた足が治らず、膝の痛みも増していて、モチベーションが上がらずの休日です。
歩きたいけれど、どこが良いか迷っていました。
まだ紅葉の時期では無いけれど、体調によって歩く距離を選べるので黒岳に行く事にしました。

朝7時ちょっと前層雲峡黒岳ロープウェイ駅に到着。
チケット売り場でポン黒岳周辺と、雲の平で熊の目撃情報があると教えてくれました。
登山者が多くて1番安全な場所、と思っていたけれど、熊さんどこにでも出るんだね〜。

まあ、熊の聖地に足を踏み入れるわけだから、それは覚悟の上だけど、見かけたら大声出さずその場を離れる、を実践しよう。

7合目登山口を7時50分頃出発。
登山道は整備されていて歩きやすい。
道端には秋の花が咲いています。
ウメバチソウ。

ニセイカウシュッペ山、正面にくっきりと見えます。

ナガバキタアザミです。

ミヤマアキノキリンソウ。

快晴では無いけれど、高曇りで遠く阿寒の山も見えました。

ミヤマサワアザミかな?
背の高い花です。

ダイセツトリカブトです。紫色が美しい花です。

ヤマハハコ。

これね、なんだったかな?と考えていたの。
すれ違ったお父さんが娘さんに「エゾニュウ」って教えてました。

シナノキンバイかな?夏の名残です。


秋の花がずーっと続いて、楽しい歩きです。

夏の花に比べて色合いは地味だけれど、なんか心揺さぶられる色合いです。
本当に素敵な花々です。

アザミと招き岩。

ウメバチソウの群落‼️

紫とピンクと白のお花畑が素敵です。

そして強風の黒岳山頂に到着です。
相変わらず高曇り。
お天気崩れるのは夕方、と天気予報で言ってたなぁ。

休まず石室まで歩きます。
お天気と気力を考えながら、とりあえず石室まで!と思って歩きます。

ポン黒岳から見る景色は雄大です。
北海道で1番高い場所に在りながら、丸く柔らかい稜線、北海道の地形って本州と全然違うよね。

秋の紅葉も綺麗なんだよね。

石室まで来て石室に寄らず、雲の平をひたすら歩きました。
お盆過ぎて人は少なかったけれど、そこそこ歩いている人は居て、寂しく無い。

チシマツガザクラ、もう終わりかけです。

ミヤマリンドウはまだまだこれから咲きますね。

ヨツバシオガマ。

アップダウンが少ない雲の平を歩き切り、お鉢平展望台に到着。

風が強いけど、いつもこんな感じかな。
体力的にはまだまだ行けるけれど……

北鎮方面、あと1時間くらい掛かるかな?

ロープウェイを使って歩くと、料金の元取らなきゃとか貧乏くさい考えが脳裏をかすめる😅
でも、今日は頑張れない自分が居たからここで引き返す。
そう決めた。いつもより歩く距離が短いけれど、山の空気吸いに来て良かった。

最近ね、SNSを見て人と比較しちゃうんだよね。
同じようなコースを歩いて、「ここまで行った」とか自分よりタフな行動していると、自分がいかに体力無しのダメな人か、って思っちゃって。

でもね、登山て比較したり競争したりしないから始められたのであって、自分のペースで自分の行けるところに行けば良いんだよね。
綺麗な山の花を見て、美しい景色を見て季節を感じるのが楽しいから飽きずに歩ける。

ガシガシ歩ける時は歩こう。
今日はのんびりと行くのさ!

振り返ると黒岳。

記念写真を撮ってもらって、引き返します。

いっぱい色がある。

なんか見たことないキノコだわ。

イワブクロ、そろそろ終盤ですね。

雲の平、チングルマの綿毛、ミヤマサワアザミ、綺麗だね〜。

烏帽子岳とアキノキリンソウの絨毯!

そうしているうちに石室。
でも寄らない。

そのまま黒岳へ。

ウラシマツツジは色付き始め。
2週間位経ったら、いや3週間後くらいが紅葉の見頃かな?

イワギキョウ。

そして黒岳山頂に到着。

上川岳直下、大きな崖。
すごく迫力がある。

ズームしてみると、滝がある。
黒岳沢なのかな?

下山開始。
黒岳って、結構勾配きつい山です。
土嚢など積んだり階段つけたり、修復に携わった方に毎回敬意を表して歩きました。
登山始めた2001年に、初めてここに登って同じコースを歩きました。
紅葉の見頃に雪が降って、滑って怖かった記憶があります。
それから何度登ったかな?数えきれない😅
傷みかけた登山道も翌年は綺麗になっていて、本当にNPOかむいさんにお礼を言いたいです。
今回も代表の方と、女性のお二人の修復作業をお見かけしました。

招き岩を過ぎ、黙々歩きます。

下りでも癒される花たちを見て歩き、登山口に到着です。

登山口にはエゾオヤマノリンドウが咲いています。

リフトからロープウェイ駅までの道にはチシマヒョウタンボクの実。


ホタルブクロは、植えたのかな😅

13時のロープウェイに乗って層雲峡に下山。
今日もありがとうございました!

行動時間 4時間36分
行動距離 7.9km

帰りに登山軒のラーメン食べようとして行ってみたら、待ってる人もいる。
人気だなぁ。今日はやめよう。
で、上川町の国道脇のラーメン屋さんに行って味噌ラーメン食べました。


汗かいていたから美味しく感じたけど、脂も塩気も多くて、後から喉が渇いて大変でした😅

今日は丸一日美しい景色を見られた日でした。
朝の新栄の丘。

夕方の虹。

大き過ぎて全部は入りません。
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十勝岳温泉から十勝岳縦走2077m 2022/8/4

2022-08-06 06:45:00 | 山・散歩・ジョギング
十勝岳の縦走を、上富良野町営バスを利用して試みてみようと考えました。
上富良野町営バス、三段山や富良野岳に登る時、よく会うマイクロバスの存在。
これ利用すれば縦走ができるのでは?と考えたのは、昨年秋。
三段山のミニ縦走できそう!と思った時からです。

8月上旬のこの時期、目当てのお花たちも終わりに近づき、紅葉には早いし、暑いし、どこに行きたいって思いつかない季節。

そうだ!バスを利用して縦走しちゃおう、って面白いアイデアが頭に浮かぶ。

十勝岳温泉から十勝岳は2度登っているし、望岳台からは結構登っている。
あとは、避難小屋から白銀荘までの道は一度だけ。

大まかな時間を計算し、朝6時20分、十勝岳温泉から出発です。


山の上は雲に隠れて、なんだかモチベーションが上がりません。

ミヤマホツツジがたくさん咲いていて、嬉しくなる。
クルンクルン。

ナナカマドの実が赤くなって来ていて、秋も近いと感じます。


富良野岳方面は晴れていて、行き先変えちゃおうかな〜と考え始める😅
どうしようかな〜と思っているうちに、富良野岳と上ホロカメットク山の分岐に到着。
散々迷うが、当初決めた十勝岳方向(上ホロカメットク山)に進みました。

ここで熊の目撃情報があったんだよなぁ〜最近。
笹が深いところではドキドキ。
歌を歌いながら進むけれど、思った以上に花があり、嬉しかったです。

ミヤマアキノキリンソウ

ヨツバシオガマ

マルバシモツケ

エゾウサギギク

イワギキョウ

ヨツバシオガマ。


チングルマの綿毛もかわいい!

振り返ると三峰山がくっきり、いい感じ。

富良野岳も見えて来た!

上富良野岳から逆回りで一周しようかな〜とも、考えるようになりました。

急登の階段に入り、一気に高度を稼ぎます。
コモチミミコウモリも綺麗に咲いていました。

化け物岩が見える、お気に入りのテラス。
十勝岳方面、雲が掛かっています。

八手岩の向こうも雲かぁ。

とりあえず、上富良野岳まで行きますか〜。

終始迷って、モチベーション上がらず、タラタラと登る。
前後には誰一人いなくてちょっと寂しい😞

上富良野岳、到着。






何も見えません😭

直ぐそばの上ホロカメットク山さえ見えません。

少し休憩して、さぁ引き返しますか、と思った時、上ホロカメットク山の雲がさーっと引けて見えるようになった☀️

では、上ホロカメットク山まで行きますか。

でも歩いているうちにまた霧。

お花畑も見たし、引き返そうかな。

と思っているうちに山頂に。
何も見えません😭

でも、、、
登山道が見えない位の霧ではなく、時々晴れるから行けるんじゃない?と思い始め、一気に気分が上がる。

霧の中から声が聞こえる。
カミホロ避難小屋、改装工事中で、作業員が働いているようです。

下りが急で気をつけないと、なんですが、下の方が見えて来たのでモチベーションが上がります。


さあ行きまっせ、十勝岳。

振り返ると上ホロカメットク山、カッコいい。

道端のイワブクロ。


稜線が雲の中〜。

アップダウンを切り返し、長い長い道を歩きます。


十勝岳山頂付近が見えて来た〜。
頑張れ〜。



そしてついに到着!
何も見えない十勝岳〜!

百名山なのに、山頂には私含めて3人と言う静けさ。
途中から1人になりました😅

午前6時20分からちょうど4時間。
もう少し早く着けるかと思ったけれど、タラタラ歩いた前半の歩きが響いたなぁ。

休憩時間20分と決め、カップ麺、パン半分を食べて下山開始。
10時40分。
バスの時間は13時21分。
2時間40分しかない!

スピードアップで行こう!


下山を始めた直後から景色は見える、少し霞んでいるけれど…

良い感じ良い感じ〜。

ずる〜っと滑る。いてててて。

いゃ〜迫力の景色だなぁ、やっぱり。

すり鉢火口まで下りて振り返ると、ドーンと十勝岳が見えます!

美瑛岳は後光が差しているみたい‼️

さぁ時間が無い時間が無い。
焦ると、足挫く😭

とりあえず避難小屋まで頑張ろう。

エゾノオヤマノリンドウ、紫色がくっきりですね。

やっと避難小屋が見えて来ました!

12時10分。
あと1時間10分。
YAMAPで時間予想すると、55分となっている。
やっぱりギリギリだな。

水分補給して、直ぐ出発。
この道は、冬にスノーシューで来たのと、望岳台から九条武子碑まで来たのと、秋に紅葉を見に白銀荘から来たのと、3回くらいしか歩いていない。
ここまで来たら後どれくらいとか、なかなか計算ができない。
そんな道は長く感じます😅。
九条武子碑を通過、ハイマツを潜って行く道は面白いけど、ゆっくり味わう余裕が無い😭

そして富良野川だ。
水量はまぁまぁあるけれど、渡渉は問題無いみたい。

そして、見慣れた観測小屋を見つけ、ホッとする。
間もなく、白銀荘のキャンプ場に到着です。

到着時間 13時10分。
トイレくらいは寄れるよね。
バス停にザックを置き、トイレに駆け込み、出てくるとバスが来ました。
わおーほんとギリギリだわ〜。

そして、十勝岳温泉駐車場に無事到着。
感無量です。1人でも縦走ができた〜〜。
こう言う経験は誰かに伝えたいよね〜。
縦走は登りと下りで違うコースだから、ピストンの登山の2倍楽しめるよね。






いつものペースだったら、7時間は掛かっただろうなと思います。
無謀な挑戦?いやいや楽しみがまた増えました。
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