2019年が明けました。
本年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
年末、お天気が穏やかな日を選んで、自家用車で実家に帰って来ました。
帯広は、全道各地が雪に見舞われているのに全然無くて、夏道状態(^^;;
買い物など、移動するのはたいそう楽でした。
相変わらず物忘れの母とまぁ色々ありましたが、何とか笑い話で終わりそう。
元旦に兄夫婦が来て、色々お喋りして、私が「ジュエリーアイス見に行こうかな?」と言ったら兄が興味を示し「朝起きれたら一緒に行く」という。
1人で行くつもりだったから、びっくり。
でもなぁ〜どうかなぁ〜〜と思って目覚ましを掛け、4時半起床。
4時45分に兄からメールが来て「5時過ぎになるけど、待ってて下さい」。
5時ちょっと過ぎに迎えに来た兄とドライブすることになりました。
なんか変な感じ〜〜(^^;;
暗い帯広市内を抜け、走り慣れた国道38号。
懐かしい、というより未だに帰る道という感覚に捉われる。
住み慣れた豊頃町茂岩の市街地、元茂岩小学校の交差点。
両親が帯広に引っ越す年のお正月に来た以来、5年ぶりです。
車窓の景色が、全て見慣れた景色のため、何だか心がざわざわします。
大津に向かって行くと、目の前が少しずつ明るくなって、車内から写真を撮って見たけれど、ブレブレでした(^^;;
こんなに大きな空は久しぶり。
美瑛の空も綺麗だけれど、どこまでも続く平原の空が感動的でした。
こんな空をずーっと見ていたんだなぁ…昔は其れが普通で当たり前だったなぁ…
大津の小さな集落の端っこに、ジュエリーアイス見学のための駐車場があり、そこから歩いて海岸線に出ます。
結構な人数が来てますね。
この場所、豊頃町に住んでいた時、好きで来ていた場所なんです。
冬ではないけれど、十勝川と太平洋が繋がっている場所。
夏はオジロワシなども生息する。
20代の若い頃です。
そこがジュエリーアイスの生まれる場所とは…
まだ薄暗い海岸を歩く。
車内から見ていた月と金星。
こんなに近くて、何だか童話の世界みたい。
少しづつ夜が明けて来ます。
この景色もグッときます。
海から見る日の出自体も、本当に久しぶり。
何十年か前、初日の出を見に行った時以来(やっぱり大津)。
お、ジュエリーアイスがありました。
思ったより少ないけれど…
ずーっと河口の方向に歩いていると、もしかして?と思う方が写真を撮っていました。
このジュエリーアイスの名付け親で、英語学校を経営されている浦島久さんにお会いしました。
極寒の中、うつ伏せ状態で撮影しています。
わー凄い〜〜。やっぱりプロは違う。
浦島さん情報では、今日はジュエリーアイスが少なく昨日の方が多かったそうです。
自分のジュエリーアイスを見つけて、日の出方向で待っていれば良いよ!とアドバイスを貰い、自分のジュエリーアイスを決めました。
良い感じ。
でも、波に持っていかれちゃった(T . T)
毛嵐の向こう側に、日が出て来た!
ちょっと焦る(^^;;
よし、これに決めた!
うしろに流木があるけど、凍っている。まいっか。
なんか良い感じになってきました。
気がつけば、こんなに美しい日の出も久しぶりに見ました。
少し歩いて
こんなのや
あんなのを見つけ、大津海岸を後にしました。
兄と2人で結構テンションが上がり、楽しかった。
そして帰りは大津港に寄って見ました。
実家がまだ豊頃にあった時、元旦に両親と毎年来ていました。
いつも釣り人が居て、父はよくひやかしに行ってました。
元旦は大漁旗が上がるんだけれど、この日は1/2だったので大漁旗は無し。
釣り人も居ませんでした。
そして、コロちゃんと名付けられたアザラシが来る埠頭にも行って見たけれど、コロちゃん居なくて水鳥だけでした。
5年前まで毎年元旦に来ていた大津。
実家が帯広に移ってから、初めて来ましたが、昨年亡くなった父との思い出の場所。
今は、ジュエリーアイスで有名になり、大津も賑やかになりました。
でも、相変わらず過疎の町。
実家のあった場所にも寄ってみましたが、家が少なくなって寂しくなりました。
久しぶりに、兄と2人でのドライブでした。
両親と過ごした時間が、お互いにずれている。
父が病気になる前は、私が旅行を計画したり、ロングドライブしたり、遊びに行っていました。
その事を兄は知らずにビックリしていました。
でも、父が病院通いを始めてからは、兄が父や母を病院に連れて行き、あの頃母がこんな風になってあの病院に連れて行ったとか、私の知らない両親を知っていました。
きっと、姉は山菜採りや茸採りの思い出が多いんだろうなぁ。
兄弟それぞれで、思い出の中に父母が居るんだろうなぁ。
少しノスタルジックに浸りながら、ジュエリーアイスの旅が終わりました。
朝5時から9時までの4時間の小旅行になりました。